復刊ドットコム相談室
あの本のタイトルが知りたい
-
2023/12/18(返答 1件)
解決済み
かなり古い児童向け短編集について
長らく探している書籍があります。
かつて父の実家にあったもので、小学校低学年〜中学年向けの短編集です。家の取り壊しに伴い不用品として処分され、父も思い出せないとのことでした。
父は今年還暦を迎えたため、その父が読んでいたことを踏まえると1950年代後半から70年代前半までに刊行されたと考えています。
内容は覚えている限り以下の通りです。
・本の前半に団地で暮らす少年を主人公にした小エピソード集がある
・途中で女装をしてお菓子をもらったりするが、最後に先生にバレて怒られる話がある
・最後のエピソードで団地から引っ越すことが示唆される
・↑の団地の少年とは一切無関係の別作品として、田舎で暮らす兄弟(構成は失念)たちの話があった
・兄弟たちの元には蒲鉾?(あやふや)が送られてきて、これが誰かからの贈り物なのか売り物なのか判断できず最終的に売り歩くことになる
・最後、実は贈り物だったと分かるもののお金ができて大団円で終わる
・思い出せないがこの他にも複数の作品が収録されていた
・書籍のサイズは文庫本ではないことは確か、おそらくハードカバー仕様だったはず
何分とても古い本のため難しいかも思いますが、もしご存知の方、或いは「これかも知れない」という本がありましたらご教示ください。よろしくお願いいたします。
-
回答
No.1自己解決:1968年ポプラ社刊「三人の0点くん」でした
上記ですが、図書館で児童文学の目録を探していたところ書籍を特定できました。
私が探していた書籍は、昭和43年(1968年)ポプラ社刊行のシリーズ「日本ユーモア文学全集」の童話編1「三人の0点くん」でした。
上記のうち団地の少年が登場する話は「アパート大ちゃん」、蒲鉾?を売る話は「ちくわ売り」(こちら蒲鉾ではなく竹輪でした)となります。
参考URLとして、国立国会図書館サーチにおける書誌情報のページを記載します。
偶然とはいえ特定できましたので、もし今後同一の書籍を探される方がいた時のために記録として残しておきます。
参考URL:https://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I000282897-00
この質問の回答受付は終了しました。