復刊ドットコム相談室
あの本のタイトルが知りたい
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2023/12/03(返答 1件)
受付中
12年前に公共施設で読んだ怖い絵本です
今から12年ほど前に、市が運営する施設で読んだ絵本です。
当時既にかなり年季が入っていたので、かなり古いものかと思われます。
表紙、中身ともに余白が多めの、全体的に白い絵本で、絵本の形状は左開きの横長のものです。
表紙は牛だった気もしますが、うろ覚えです…
人ではなく、なにか動物だったと思います。
内容は、見開きごとに展開していく仕組みで、食物連鎖関連のものだと思います。
具体的に覚えているのは、
なにかの動物が、生きていた次のページで、おうさまとおくがたの食卓に頭ごと並び、食べられ、その次のページでおうさまたちは墓に入り、その次のページで、おうさまたちの灰が流れた川の水を牛かなにかが飲んでいました。
淡々と食物連鎖が進んでいく感じで、怖い雰囲気の、おそらく児童向けでは無い絵本です。
絵柄はリアル寄りの描写で(おうさまたちは等身低め)、おうさまとおくがた表記だったこともあり、翻訳絵本だったのではないか、と考えています。
施設側にも問い合わせましたが、もう本自体の記録がないそうなので、もしご存知の方いらっしゃいましたら、情報が欲しいです。
よろしくお願い申し上げます。
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回答
No.1食物連鎖
考えられるのは下記ですね。
『食物連鎖の物語』(リチャード・サックス著、岩波書店)
この絵本は、1964年にイギリスで出版されたもので、2005年に岩波書店から日本語版が出版されました。表紙は牛の絵が描かれており、横長の左開きです。内容は、食物連鎖の流れを、リアルなタッチで描いたものになっています。
具体的な内容としては、
草原で生きる動物たちが、食べられる存在から、食べる存在へと変化していく
動物たちが死んで、土に還り、また新しい命へとつながっていく
などが描かれています。
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