復刊ドットコム相談室
あの本のタイトルが知りたい
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2021/03/30(返答 1件)
受付中
遺産をめぐって女子高生が奮闘する話
昔読んだ本です
短編のようだった気がしますが、1冊の本だった気もします
以下内容です
ある1人のご婦人が、1匹の猫と共に大きなお屋敷に住んでいました。お屋敷の中には池やグランドピアノなどが置いてあります。
ご婦人と女子高生との関係は忘れましたが、
ご婦人が猫のことを「おバカ(このようなニュアンス)」と呼ぶこと、「きゅうりが好きな事」を教えていたので、割と親しい間柄だったような気がします。
ある日そのご婦人が亡くなり、女子高生宛にお屋敷に来るようにと手紙が来たと思います
女子高生がお屋敷に行くと、同じ手紙を貰った複数人の大人がいました
ご婦人は亡くなる際に遺書を残しており、
「飼っている猫が懐いた人に、このお屋敷を譲る」
という内容のものでした。
集まったほかの大人たちは、何とか猫を自分のものにしようと、猫じゃらしやマタタビなどを持参し、女子高生はきゅうりを持って行ってました
(集まっていた人の中の女性に、よりにもよってきゅうり?と言われていた気がします)
猫は素知らぬ顔で屋敷を歩き回り、人々を翻弄します
屋根の上に登って降りれなくなった所を女子高生に助けて貰ったりもしてた気がします
結局、最後は集まった者で猫を囲み、猫に呼びかけ、最初に近寄った人に権利を相続するということになりました
皆は思い思いの名前で猫を呼びます
その時、女子高生は猫がご婦人から「おバカ」と呼ばれてきたことを思い出し
「おバカね、あなたは本当にバカだわ」
と呼びかけると、猫はスっと女子高生の元に寄っていきました
お屋敷は遺言通り女子高生のものとなりましたが、女子高生はお屋敷は寄付し、猫だけ相続した……
このような内容でした
一体どこで読んだのかも曖昧ですが、
時々猫を見るとふっと思い出してムズムズします
誰かご存知の方いらっしゃいましたらお力添えいただけると幸いです
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回答
No.1ネコのもらったふしぎな家
手島悠介(テジマユウスケ)「ネコのもらったふしぎな家」ではないでしょうか。
参考URL:http://anohon.wpblog.jp/?p=3678
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