復刊ドットコム相談室
あの本のタイトルが知りたい
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2001/04/22(返答 4件)
受付中
ある書生が、病気療養のために下田温泉に向かう船の中、出合った女性と・・・
5~7年前に中学校の国語の教科書に載っていたものです。
-内容-
若い男の人(書生という感じ)が、病気療養(結核だと思う)のために伊豆半島にある下田温泉に船で向かうんです。その船の中で出合った、隣に座っている若い女の人に目的地に着くまで色々話し掛ける(女の人はあまり乗り気じゃない)んですが、話し掛けたりの言動は男の人の妄想で、実際は何も話せなかった・・・という話です。(うる覚えです。)
私はこの作者を「梶井基次郎」さん だと思っていた(確信に近い)んですが、ちくま文庫の「梶井基次郎全集-全1巻-」を読んでみても、それらしい作品が見当たらないんです。
本の名前を知りたいのも勿論ですが、作者の名前も教えて頂けたら嬉しいです。
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回答
No.1梶井であるなら
作品はちょっとわかりませんが
梶井基次郎であるならば
彼が伊豆で療養したのは大正15年
死去したのが昭和6年ごろなので
ちくまの全集が年代順に載せているなら
第三巻にのってるのでは?
年代順でないなら大正15年以降に
かかれた作品であたってみてはどうでしょう。
ちなみに以降の作品は
「冬の日」「筧の話」「冬の蝿」「器楽的幻覚」
「桜の樹の下には」「闇の絵巻」「交尾」が代表作。
教科書に載っていたということを考えると、高校用の
国語の資料に代表作として載っている「冬の蝿」が
可能性が高いのではと思います。
2001/04/23
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回答
No.2探してみましたが…
梶井作品でしたら、「青空文庫」に出ていますから、読んでみては
いかがでしょうか?(^-^)
思い出されるかもしれません。
また、文体から、梶井ではなかった!と思われるかも…
私も、全部を流し読みしてみたのですが…
お探しの作品らしきストーリーが見つかりませんでした。
「冬の蝿」かな~?なんて思っていたのですけど(^_^;)。
HTMLで閲覧するのが素早くて、お薦めだと思います♪
URLを記しますね。
参考URL:http://www.aozora.gr.jp/sakka_kajii.html
2001/04/23
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回答
No.3有難うございました。・・・でも
こんなに早く書き込みをして頂けるなんて思ってもいませんでした。ありがとうございます。
早速、教えて頂いた物に目を通してみましたが、残念ながら冬の蝿・等ではないようです。(教えて頂いたほうなのにスミマセン。)
梶井基次郎作品と思い込んで、今まできたのですが、全集にも載っていないとなると、思い違いをしているという事に・・・。
些細な事でも結構です。心当たりのある方、書き込んで下さると有り難いです。
2001/04/23
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回答
No.4プラスα
この小説(?)の作者も下田温泉に療養に行った事がある…と、作者紹介の欄に書いたあったと思います。
2001/05/09
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