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あの本のタイトルが知りたい

  • 2020/04/04(返答 0件)

    受付中

    3年前に図書室で読んだ本のタイトルが知りたい

    はっきりとは覚えていませんが時代背景は大正、昭和時代あたりだと思います。書かれたのも恐らくだいぶ昔です。主人公は男の子。貧しいのでお金持ちの子の家(同じ学校に通っている主人公の後輩的な立ち位置)に下宿しています。タダで住む代わりに働く&お金持ちの子に勉強を教えていました。主人公は貧乏がゆえに頭はとてもいいのに進学はできなかったという描写があった気がします。父はいなく母とは離れて暮らしています。下宿に住まわせてもらえたのは主人公だけです。この主人公は学校を卒業した後印刷関係の仕事につきました。母親は別の場所で働いています。手先が器用で裁縫関係の仕事をしていました。この本は何章かに分かれて話が進んでいくのですが、2章か3章の頭に母親の仕事の描写があります。裁縫の仕事をしている母親は大勢の同じ職業の女性たちと同じ場所で働いています。工場みたいな感じです。その中でも一際器用でした。ある日、結婚式用の白無垢を縫う仕事を任されました。実力があるがゆえに任された仕事ですが、彼女は他の女性達より遅く入ってきたにも関わらず器用さをかわれ多くの仕事を任された上に信頼もされていたので1部の女性たちからやっかみを持たれていました。白無垢を縫う際に白い糸が近くに見当たらず、「そこにある白い糸を取ってください」と声をかけたところ「どうぞ」と赤い糸を渡されるのです。(彼女に嫉妬した女性の嫌がらせです。)一部始終を見ていた女性も手助けできず、2人のやり取りを見守ります。彼女は落ち着き払ってありがとうございますと言い、そのまま渡された赤い糸で白無垢を縫い始めます。そして、持ち前の器用さで赤い糸が一切表側に出ることなく縫い終えるのです。こういった内容が書いてありました。この文体がとても好きで読み返したいのですが忘れてしまったので知っている方いれば教えて下さると嬉しいです。

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