復刊ドットコム相談室
あの本のタイトルが知りたい
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2018/08/04(返答 7件)
受付中
曽祢まさこさんの短編について
昭和51〜52年頃の「なかよし」又は「少女フレンド」のどちらかに掲載されていたと思います。
内容は主人公の女性が、男性と知り合い恋に落ちます。
そして男性の家にも招待されますが、家族もとても素敵な
方ばかりでした。
主人公は男性と楽しい交際をしていましたが
ある日、彼が突然姿を消します。
だが、実はその家庭は崩壊寸前で、彼女の前では
偽りの家庭だったのです。
それを人伝てに知った彼女は電話口で泣きました。
ラストは彼女が彼氏の家の前で、素敵な思い出を
ありがとう、と感謝しているところで終わる…
というようなストーリーだったかと。
どなたかこのタイトルをご存知ないでしょうか。
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回答
No.1「木もれ日の部屋」かもしれません
素敵な家族、といっても会ったのはお母さんだけ、とか
人伝てに知った、じゃなくて、男性から直接電話があって、とか
ところどころ違いはあるのですが、ダメモトで書き込んでみます。
「木もれ日の部屋」ではないでしょうか?
「洋風の家」や「手作りのお菓子」を作るお母さん、というのが、
昭和の少女のあこがれを体現していた印象があります。
なかよし昭和51年12月号掲載、
KCなかよしの「魔女に白い花束を」の2巻に収録されています。
他の文庫などに収録されているかは分かりませんでした。 -
回答
No.2情報ありがとうございます
yukko-3さま
早速確認してみます。
>素敵な家族、といっても会ったのはお母さんだけ、とか
>人伝てに知った、じゃなくて、男性から直接電話があって、とか
>ところどころ違いはあるのですが
「木もれ日の部屋」というタイトルかもしれないのですね。
40年以上前に読んだ作品で、しかも1回だけしか
見ていなかったので、記憶が曖昧でした。
確かに仰るとおりかもしれません。
読んだのは雑誌のみで、その後コミックスに収録されているのも
全く知らなかったのですが、素晴らしく良い内容の作品だったので
今も記憶に残っていました。
機会があれば、もう一度読みたい・・・と思いつつ
タイトルが思い出せなかったのですが。
>なかよし昭和51年12月号掲載、
>KCなかよしの「魔女に白い花束を」の2巻に収録されています。
ありがとうございます。
早速、購入してみます。 -
回答
No.3追伸
あくまで、KCなかよしの「魔女に白い花束を」の2巻、であって、
文庫版の「魔女に白い花束を」にはおそらく収録されていないので、ご注意くださいませ。
足し算からの推測なんですが、
「魔女に白い花束を」は1巻が約180P、2巻は120Pで、
(2巻に短編が2本収録されているのです)
文庫版は310Pとあるので、おそらく「魔女に白い花束を」オンリーかと。
問題は、KCなかよし版が絶版であるということです。
他に収録されてないか、電子版がないか調べたのですが、出てきませんでした...。
余談ですが、私はこの2巻のもう一本の方の短編、
「風がはこんだ初恋」に、
maskmanさまと同じような印象をもっており、
「読んだのは雑誌」で
「素晴らしく良い内容の作品だったので記憶に残っていました」
という記述に、とても共感いたしました。
こちらは52年1月号です。
この作品であっていると良いのですが!
尚、手元にありますので、
「キャラクターの名前や髪形が分かれば思い出せるかも」とか、
手がかりが必要でしたら再度ご投稿ください。 -
回答
No.4早速、購入手続きをしました
yukko-3さま
再度の詳細情報、ありがとうございます。
購入手続きをしたのは、KCなかよしの「魔女に白い花束を」の2巻です。
「風がはこんだ初恋」も、「素晴らしく良い内容の作品」だったのですね。
そちらも到着次第、読んでみます。
>尚、手元にありますので、
>「キャラクターの名前や髪形が分かれば思い出せるかも」とか、
そうですね・・・40年も前で数回見ただけでしたので(^^;
一応、記憶に残っている範囲では
①主人公はロングヘアでミニスカート
②電話口で真相を知った主人公は、電話口で泣きながらうなだれている(主人公の全身が描かれていた)
③ラストシーンは主人公が、彼の家の前で、外観を見つめている
というくらいなのです。
名前は全く覚えていません。
この内容で合っていますでしょうか? -
回答
No.5合っていると信じたい!
そうですね、40年も経っているのですね...(汗)。
①主人公はロングヘアでミニスカート
セミロング〜ロングヘアといったところで、ふわふわ系。
セーラー服のシーンが多く、私服も同じくらいのスカート丈が多いですね。
膝丈とか膝上なので、ミニの印象があってもおかしくないかも。
②電話口で真相を知った主人公は、電話口で泣きながらうなだれている(主人公の全身が描かれていた)
③ラストシーンは主人公が、彼の家の前で、外観を見つめている
これは合致しています。
あとは、イメージワードとして、「おかしの香りのする家」「電車通学」でしょうか。
合っていることを祈りつつ...。 -
回答
No.6合っていました!
yukko-3さま
あの後、本が到着し、確認したところ、合っていました。
記憶とは若干違うものの、
②電話口で真相を知った主人公は、電話口で泣きながらうなだれている(主人公の全身が描かれていた)
③ラストシーンは主人公が、彼の家の前で、外観を見つめている
のシーンはマッチしてました。
私は②のシーンがとても好きなんです(^^;
ロングヘアでなく、セミロングでしたね。
あとミニスカートも、そんなに短くないかな(笑)
「おかしの香りのする家」「電車通学」は読み返す内に
思い出してきました。
他に「風が運んだ初恋」は読んだことがありました。
恋愛ファンタジーとでも言いましょうか。
幻想的で甘いお話でしたね。
この話も好きでしたよ。
10代の頃に読んだ素敵な作品(今の年齢がばれそうですが・・・)。
また読んでみたいと思いつつ、数十年が過ぎていました。
今回の「木もれ日の部屋」との再会は、yukko-3さまの協力がなければ
とても実現しませんでした。
どうもありがとうございました。
また機会があればよろしくお願いします。 -
回答
No.7合っていましたか!
良かったです!!
購入されて、違ってたらどうしようと思いました(笑)。
単純なハッピーエンドで終わらない、ちょっと大人っぽいお話で素敵な作品でしたよね。
その後のホラーなども素晴らしく、
かと思えば「不思議の国の千一夜」みたいなコメディも面白い、
引出しの多い作家さんだと思います。
今回は、曽祢まさこさん、と確定されていたので気付けたのだと思います。
そうでなければ、多分ムリでした〜。
年代まで絞られていたのも素晴らしい。
ちなみに私もこの作品を、なかよしでリアルタイムで読んでおりましたので、
おそらく年代は近いかと...。
なつかしの作品との再会、おめでとうございます!
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