復刊ドットコム相談室
あの本のタイトルが知りたい
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2018/05/20(返答 2件)
受付中
男が塔の最上階を目指し、飛び降りる話
10年程前に図書館で読んだ文庫本を探しています。
記憶が定かではないですが、覚えている事を箇条書きにすると、
・その世界では、人々がかなり高い塔(?)のような建物の中で衣食住すべてを賄っている。
・塔の中には階段もあるが、階数が多いため移動は主にエレベーターが使われる。
・ある男がエレベーターを使わずに、階段で最上階を目指し始める。
・男が最上階につく頃には、噂が広まり男が神聖視され始める。
・周りの人々に「勇者が窓から飛び立ち、神になる」等と崇められ、人々のプレッシャーに負けた男が窓から飛び降りる。
という内容でした。
あらすじ検索も一通り行いましたが、自力では見つけられなかったため投稿させて頂きます。
何分読んだのが昔の話なので、記憶違い等もあると思いますが、お心当たりのある方がいましたら、教えて頂ければと思います。
よろしくお願い致します。
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回答
No.1多分
眉村卓 通りすぎた奴、だと思います。
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回答
No.2多分違うのではと思うのですが、「2409階の彼女」は階層世界の物語が多数入ってます。
多分違うのではと思うのですが、類似的な塔とも言える超〃高層の物語として、「2409階の彼女」は、そこでの階層世界の物語が多数入ってます。
ⅠとⅡがあり、塔とも言える階層世界での物語が短編で複数入っています。
メディアワークスから西村悠 作で2007年に出て、人気はなさそうでしたが、塔の外の世界を降りて見つけようとしたりの、A・C・クラークの往年の名作「都市と星」を彷彿とさせる本格的なSF物語です。
神のための図書館。積層図書館と呼ばれるこの奇妙な施設は、この世界の住民が利用するためのものではなく、この914階階層世界の神の代行機械であるアントロボシュカのために存在している。
とても大事な場所なのだと住民は語り、ここから我々の幸せは生まれるのだと…
各階層ごとに断絶された円盤状の階層世界。それらを積み重ねて出来上がったメガストラクチャー。【塔】と呼ばれるその巨大な建物が、僕らの世界の全てだ。
【塔】を築いた文明があったとされる、第一世界が滅んだ後も、人類を滅びから救うための箱舟に似た装置。
それが【塔】という世界だった。
ご関心を持たれましたら、そちらもぜひお勧めいたします。
参考URL:http://ange2001.jugem.jp/?eid=315
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