あの本のタイトルが知りたい

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• 2017/12/31（返答　0件）

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  昔の少女マンガ雑誌に載っていた話（小説？）

  　昭和30年代終わり～40年代前半の頃の少女マンガ誌に載っていた話が気になっています。
  　近所のお姉さんが読み終わったマンガ雑誌をくれたものを読んだので、具体的な誌名があいまいです。(「マーガレット」とか「なかよし」とか「りぼん」ぐらいしかなかった時代だと記憶しています。他にもあったかもしれませんが。）
  　探しているのは、マンガではなく、2ページ見開き位の読み物で、題材は、今「怖い絵展」で人気の「ジェイン・グレイ」のお話しでした。挿絵がついていたような気がしますが、あいまいです。
  　内容は、無実の罪で投獄されたジェーンが、無実を訴えてその証として（？）、牢獄の壁に薔薇を一輪ずつ埋め込んでいく。道具は許されないので、爪で壁をほり薔薇を埋め込んでいく。そのため指からはとめどなく血が流れていく。壁一面に埋める予定だったのか、具体的な数が決まっていたのかは覚えていないのですが、志半ばで死刑が決まり、ジェーンは引き出され、断頭台の露と消えるという内容だったと思います。私はジェイン・グレイの話が創作ではなく史実だという事、その罪が王座を狙ったものだという事をずっと覚えていましたので、その読み物の中にそう記載してあったのだと思います。しかし幼児ながら、「壁に薔薇を埋め込むなんて、ウソくさい。」という感想を持ったのを覚えていますが、この話がとても印象深かったのか、大きくなってからいろいろジェイン・グレイについて調べたりしました。有名なエインズワース作の『ロンドン塔』もジュビナイル版を読みましたが、当然ながらそんなエピソードは全くありませんでした。これは、そのコーナーを書いた人の創作なのでしょうか？それとも、何か元ネタがあるのでしょうか？　もし元ネタがあるのなら、ぜひ読んでみたいのですが。　
  　とりとめのない話で、おまけに大昔の話で、大変申し訳ありませんが、この雑誌のコーナーについてや、エピソードに関してお心当たりの方がいらっしゃったら、ぜひお教え願いたいと存じます。

  貴名