復刊ドットコム相談室
あの本のタイトルが知りたい
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2001/02/21(返答 4件)
受付中
昔読んだ児童向けSF小説
30年くらい前に読んだ、子供向けSFです。
こんなストーリーでした。
(老科学者の孫の視点で書かれている。)
ある日、老科学者の元へ見知らぬ男が尋ねてきて、知的生命体が存在する可能性のある恒星への探検隊に参加を勧誘する。
宇宙船で何十年もかかるため、生きて戻ることは困難なので家族は反対するが、老科学者は参加する。
知的生命体の存在を自分で確かめる最後のチャンスだったから。
探検隊の出発後何十年が経ち、老科学者の孫が大人になっても彼らは戻ってこなかった。
だが、ある日のこと、(だいぶ年取った)あの見知らぬ男が、老科学者の最後の様子を伝えるために孫を訪ねてくる。
彼によると、長い年月を経て到達した恒星の惑星には海ばかりで陸がまったくなかったという。
その惑星の重力では、宇宙船に搭載していた潜水艇では、一度潜ったら二度と浮上できない。
しかし、あきらめきれない老科学者は、自ら志願して潜水艇に乗り込む。
男が聴かせてくれた交信テープは、老科学者が海中に何か大きな動く物体を発見したところで終わっていた。
今度は装備を整えて再びあの恒星に行くと告げて、男は去っていく。
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回答
No.1RE:昔読んだ児童向けSF小説
スタニスワフ・レムという人の書いた「ソラリスの陽のもとに」ではないかと思います。
不気味な印象を持ったことを覚えています。タルコフスキー監督が「惑星ソラリス」と
いうタイトルで映画化しています。
2001/02/22
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回答
No.2RE:昔読んだ児童向けSF小説
> こんなストーリーでした。
> (老科学者の孫の視点で書かれている。)
> ある日、老科学者の元へ見知らぬ男が尋ねてきて、知的生命体が存在する可能性のある恒星への探検隊に参加を勧誘する。
> 宇宙船で何十年もかかるため、生きて戻ることは困難なので家族は反対するが、老科学者は参加する。
> 知的生命体の存在を自分で確かめる最後のチャンスだったから。
> 探検隊の出発後何十年が経ち、老科学者の孫が大人になっても彼らは戻ってこなかった。
> だが、ある日のこと、(だいぶ年取った)あの見知らぬ男が、老科学者の最後の様子を伝えるために孫を訪ねてくる。
> 彼によると、長い年月を経て到達した恒星の惑星には海ばかりで陸がまったくなかったという。
> その惑星の重力では、宇宙船に搭載していた潜水艇では、一度潜ったら二度と浮上できない。
> しかし、あきらめきれない老科学者は、自ら志願して潜水艇に乗り込む。
> 男が聴かせてくれた交信テープは、老科学者が海中に何か大きな動く物体を発見したところで終わっていた。
> 今度は装備を整えて再びあの恒星に行くと告げて、男は去っていく。
グレーウィッチの『宇宙パイロット』では?
http://www.k-ba.com/essay/99TennoHaru.html
2001/02/22
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回答
No.3RE:RE:昔読んだ児童向けSF小説
> スタニスワフ・レムという人の書いた「ソラリスの陽のもとに」ではないかと思います。
(後略)
masaさん、ご回答ありがとうございました。
ただ、私の読んだのは、どうやらskさんの教えてくださった本のようです。
でも、名前しか知らなかった「ソラリスの陽のもとに」のあらすじを今回調べてみて
非常に興味を持ちました。
これもぜひ読んでみたいと思います。
お世話になりました。
2001/02/22
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回答
No.4RE:RE:昔読んだ児童向けSF小説
> グレーウィッチの『宇宙パイロット』では?
> http://www.k-ba.com/essay/99TennoHaru.html
>
skさん、本当にありがとうございました。
まさしくskさんに教えていただいたこの本でした。
長年のもやもやが一晩で解決いたしました。
たいへんお世話になりました。
2001/02/22
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