復刊ドットコム相談室
あの本のタイトルが知りたい
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2015/12/05（返答 2件）
解決済み
生まれる子供は皆、眼球がない国で 眼球を持って生まれた子
児童書です。
生まれる子供は皆、眼球がない国で、眼球を持った子供が生まれました。
子供が生まれると政府から人工眼球を与えられます（子供を抱いて父親が配布場所に並んでいたように思います）。親はどうにか誤摩化して、子供に元々眼球があることを隠しました。
大きくなって、その子は周囲の人間と違うものが見えていることに気がつきます（周囲の人間は牛が一つ目に見えていたように思います）。
自分以外が皆、人口眼球によって偽りの世界を見させられていることを親に言っても理解してもらえず、また自分が真実の世界を見ていることを政府に知られそうになったりで、結局その子は一人で旅立つという話だったと思います。
読んだのは３０年程前です。もしかしたら出版されたのはずっと前かもしれません。
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回答
No.1あぶない！ぼうけん君
文・絵：長坂秀佳「あぶない！ぼうけん君」（1971年／さ・え・ら書房）です。
著者の長坂氏は刑事ドラマ「特捜最前線」などで知られる脚本家で、最近では土曜ワイド劇場「天才刑事・野呂盆六」シリーズなどを執筆していました。
また、サウンドノベル・ゲーム「弟切草」の作者でもあります。
「政府によって配給される目」というちょっと怖い内容も手伝って、この本を記憶している人も多いようで、既に復刊リクエストも出されています。
長坂氏の自伝「術」（辰巳出版刊）によれば、この「ぼうけん君」で使用された挿絵の原画はすべて著者の手元に現存しているらしいので、復刊が実現すると良いのですが。 -
回答
No.2ありがとうございます！
t.yoshiki様
こんなに早く、また著者について詳しく教えてくださり、どうもありがとうございます！
他の作品も見たり噂で聞いたりしていましたが、同じ方だとは思いもしませんでした。
なんとなくタイトルよりも内容が過激な気がして、おそらくタイトルを見ても素通りしていたように思います。
早速復刊に一票入れてきます！
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