輪堂弓香が主人公の月光界シリーズ第3巻『結界の墓碑銘』に、地下のジョーロウで真牙と出会うシーンがありました。

麻城ゆうさんの月光界シリーズは、大別して3つです。リンドー(大陸書房・角川書店)、ショッキング・ブルー(新書館)、角川の「月下秘抄」(ガイやタクトの話)。全て絶版なので、私を含め数人がリクエストしてます。私のユーザーページから各リクエストへどうぞ。名前をクリックしてください。最初、ばらばらにリクエストされてたのを、いくつか、私が統合してます。その方が効率いいから。

ちなみに、同人誌版は、商業誌の下書きと成り果ててるし、何より古過ぎて、ご本人が「同人誌の再販はしない」と「逢魔が時の聖地」後書きで書かれてます。ぼかした表現だったので、理解できてない人が多いようで…。同人誌は、その後のリンドーとそれに連なる騎士の話以外、単行本化は望めませんから、お間違えのないように。

「反風水師」は、商業ベースの単行本は全２巻です。何人かが３巻目と勘違いされてるのは、同人誌で出された、麻城さんが本来書きたかった２巻の内容なので、これを続刊として単行本化する事は不可能です。同じ玄武の話なので。次は青龍の話のはずだったのに打ち切られて、多分、それが変形して「時代の巫女」シリーズになったのではないかと。ついでに、「反風水師」中の『ブルー・ファンタジア戦記』が変形して「蒼の伝説」全３巻になってます。

投票される際は、文章をよく読んで判断してください。麻城さんは、同人誌を時々出されますが、それは、商業誌では無理な内容だから、という事が多いんです。

「月光界秘たん」←変換できませんでした(T_T)「―逢魔ヶ時の聖地」は絶版ではありません。が、シリーズ最初の話が絶版という事は、これらの再販の見込みはなく、在庫がなくなったら、それまで、ということです。

私達ファンにとっては悔しい事ですが、出版社は、麻城さんを売れる作家とは考えていないようなのです。BL寄りのレーベルでは、受けが悪いのだと考えられます。出版社が変われば、売上げも変わると思うんですが…。とりあえず、リクエストに投票してください。どこかの出版社が復刊してくれる事を祈って。