復刊ドットコム相談室
あの本のタイトルが知りたい
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2009/12/06(返答 0件)
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亡くなった女の子からの手紙が届く話。30年くらい前、学校の図書室にあった、短編集で読みました。
主人公は男の子なのですが、ある女の子からの手紙が、自宅に届くようになります。
主人公は返事の手紙を書き、また、返事が来て、しばらく文通しているうちに、相手の女の子に好意が芽生え、恋心を抱くようになるのですが、ときどき、天気のことなど、話がかみあわない、不思議なことがあるのです。
実は、相手の女の子は、1年前に、亡くなっていたのです。
女の子は、主人公の学校の、校長先生の娘さんだったと思います。
亡くなる前に、主人公に、手紙を書いていたのですが、その手紙を出すことは、ありませんでした。
亡くなったあと、書きためた手紙を見つけた校長先生が、せめて、娘の気持ちを伝えたいと、主人公に、手紙を出していた、と言う話でした。
そして、書きためた手紙がなくなった時、校長先生が、主人公に、そのことを打ち明けるのですが、1年も前に亡くなった人を好きになってしまった、自分の気持ちは、どうすればいいんだ、と主人公が思うところで、話は終わっていたと思います。
それは、確かに、人の心をもてあそんでいるような気が・・・と、読んだ時、思ったのですが、最近は、娘の気持ちを伝えたいと言う親心も、わかるような気もしてきました。
もう一度、読んでみたいのですが、誰の小説だったかわかりません。
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