復刊ドットコム相談室
あの本のタイトルが知りたい
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2009/10/21(返答 0件)
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昭和の終わり頃、飲食店で働いていた女性が、自分の経験を書いた本。水商売の世界の情報屋のことなど、書いてあったと思います。
私が子供のころなので、昭和50年から60年代ごろだと思うのですが。
当時は、新聞の広告や、ワイドショーなどで、この本のことが、かなり、話題になっていた記憶があります。
新聞で、この本の広告を見た母が、
「おまえ、情報屋って、わかる?」
と、私に聞いたのを覚えています。
私は、テレビの刑事ドラマに出てくる、集めた情報を提供して、わかりやすい代償(お金)をもらうとか、あっちと、こっちの伝言係をするとか、そういう、わかりやすい情報屋だと思っていたのですが、
母は、
「本当の情報屋って言うのは、誰が誰の情報屋か、絶対わからないんだって。
お店にいる間だけじゃなく、お店をやめてからも、お店にいた人たちが連絡を取り合っている間は、絶対に、隠し続けて、ずっと、わからないままなんだって。
自分が情報屋だって、気付かないで情報屋になってる人もいるんだって。
この人が気付いて、本にしたのよ。」
と、かなり、その本に興味は持っていたようなのですが、母は、本を買わないこと(そのためには、本に興味を持たないこと)が一番の倹約と思っている人だったので、母が、話題の、その本を買うことはありませんでした。
子供だった私も、飲食店のことには興味がなかったので、その後、忘れていたのですが。
最近になって、思うところがあり、どうしても、その本を読みたくなりました。
が、タイトル、著者名ともに、わかりません。
本を書いた女性は、ルポライターとしての活躍も期待されていましたが、その後、2冊目を出すことは、なかったと思います。
最後にテレビで、見た時、新築のマンションに引っ越ししていたようで、
それがテレビに出た最後では、と思います。
本人も、
「2冊目は出さない。」
と言っていたし、その後、夜の仕事をすることも、本を出すこともなく、普通の生活に戻られたのだろうと思うのですが、一時期でも、あれほど、話題になって、マスコミにも登場していたくらいですから、覚えている方も、いらっしゃるのではないかと思います。
このメッセージを見た方で、本のタイトル、著者名、覚えている方がいらっしゃったら、どうか、教えてください。
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