復刊ドットコム相談室
あの本のタイトルが知りたい
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2009/07/27(返答 4件)
受付中
北極で子供二人(男の子と女の子)がしろくまに追いかけられる話。作者も本の大きさもカバーもわかりません。童話か児童書かも不明です。
内容
客船が北極で難破して、子供二人がなんとかして逃げようとします。出口を探して傾いた船の中を散策していると、大きなしろくまが窓の外からのぞいていました。しろくまは二人を食べようと船の中に入ってきてしまいます。二人は一生懸命逃げましたが、ある部屋に逃げ込んだところで追い詰められてしまいます。そこは食料庫で二人はジャムの缶詰を見つけました。それをしろくまの方に投げ、しろくまが夢中でジャムを食べている隙に缶詰をボートに積み込み、船から脱出します。ところがジャムを食べ終わったしろくまがまた二人を追ってきました。その後も何度か缶詰をしろくまに投げ、食べている隙に距離を離す、また食べ終わったしろくまが追いつきそうになる、を繰り返し、とうとう缶詰が底をついた…。
という辺りまでしか覚えていません。絵はクレヨンか油絵で描いたような絵でした。細部まで描いてある感じではなく雰囲気を掴んでいるような絵です。
和歌山静子さんの絵に似ていた様なイメージがずっとあります。
読んだのは30年前の前後数年です。
記憶だけが頼りなこんなデータでは探すのが難しく、いろいろ見てはみましたが、かれこれ30年近くたってもいまだ判らないままです。時々内容を思い出しては「懐かしいけど何で読んだんだろう?」と思うので、タイトルが判明して本が買えたら最高です!
どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら情報よろしくお願いします!
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回答
No.1「ちびくろ」のシリーズかも?
「ちびくろ・さんぼ」の作者ヘレン・バナーマンに「The Story of Little Black Bobtail」という作品があります。
タッグ・ラッグ・ボブテイルのきょうだいが、大雨で家を流され、イカダで漂流しているうちに嵐にあい、末っ子のボブテイルだけはぐれてしまう。
兄と姉は無人の船をみつけて乗り込むが、氷山に流れ着き、そこでシロクマが襲ってくる。
船上で逃げ回った挙句、シロクマを船室に閉じ込め、おとなしくさせるために次々とジャムを与える・・という場面があります。
最後は船の大砲でシロクマをドカン!というかなりむちゃくちゃな展開です。
日本では「ちびくろ・ぼっぶ」というタイトルで昭和43年にポプラ社の「ちびくろ絵本」のシリーズで絵本化されています。ただ、絵は村上勉さんで、和歌山静子さんのイメージとはまったく違うのですが・・どうでしょうか?
原作は1909年と古いので、これにヒントを得た別の話が書かれている可能性もあるかもしれません。 -
回答
No.2もう1冊
重ねてすみません。下記の話が収録されている本がもう1冊ありました。
「ちびくろサンボ・タッグ・ラッグ・ボブテイル」バンナ-マン・原作 大石真・文 西原比呂志・絵
集英社 オ-ルカラ-母と子の世界の名作24(1972年)
有名な「ちびくろサンボ」の話と2本立てになっています。
絵の西原比呂志という人は昔の洋画家ですが、「神州一味噌」のイメージキャラクター「み子ちゃん」の絵を描いた人だそうです。こちらのほうがご記憶のイメージにやや近いかと思います。 -
回答
No.3ありがとうございます!
流砂さんありがとうございます!こんなにすぐ回答がもらえるとは思いませんでした。
しばらくバタバタしていて返事が遅くなってしまい申し訳ありません。
ちびくろシリーズというシリーズがあるのですね。
3人兄弟だったとか、一人だけはぐれた、というエピソードは、そういえばそんな話もあったような…と言う程度ですが、かすか~に記憶にあります。
書かれているエピソードを見る限りまず間違いなくこの話だろうと思います♪
子供の頃ちびくろさんぼの絵本を持っていたので、それと一緒に入っていたのかもしれません。現在も手に入るものなのでしょうか?あちこち探してみたいと思います!タイトルや作者がわかっただけでも感動です♪本当にありがとうございました。
見つけたらまた書き込みます。 -
回答
No.4見つかりましたか?
私も同じようにずっとこの絵本を探していました。
絵がとても印象深く、とにかくジャムがとても色がキレイで美味しそうだったイメージがあります。
死ぬ前にもう一度読みたい、そして孫に見せたい、と思っています。
もし手に入るようでしたら高くても購入したいですし、貸していただくだけでもお支払いをしたいと思うくらい見たいです。
どうしたら手に入るか・・・
今時の絵本はアニメチックで昔のような素敵な絵のものが少なくてとても残念です。
ぜひ復刊して欲しいものです!
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