復刊ドットコム相談室
あの本のタイトルが知りたい
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2008/10/25(返答 3件)
受付中
アニメの原作本
以前、「グリム童話」をアニメ化したものが放送されていました。
たしか、毎週二話ぐらい作品を紹介してくれていたのですが、その中にとても後味の悪いものがありました。
内容は・・・
女の子がおねだりして赤い手袋を買ってもらいます。
しかし、片方なくしてしまい村中の人に訪ね歩きます。
それでも見つからなかったので、村はずれに住んでいるおじいさんのところへ行ってみます。
手袋はおじいさんのところにありました。
しかし、おじいさんは「このことは誰にも言ってはいけない。もし話してしまったら迎えに行く。」と言います。
女の子は「言わない」と約束するのですが、帰りが遅くなったことを母親にしかられたはずみで「手袋を探してたの。おじいさんのところにあったの。」と言ってしまいます。
その夜、女の子が部屋にしっかりと鍵をかけベッドの上でふるえていると「一段上ったぞ~、二段上ったぞ~、半分まで上ったぞ~」と不気味な声が入り、「全部上ったぞ~」の声でドアが開きます。
その後は「その後、女の子の姿を見たものは誰もいませんでした。」というナレーションが入り、おじいさんが木に赤い手袋を下げている映像が流れる。
・・・というものでした。
なお、作中で「この村では子供がいなくなることがあるが、それはおじいさんのせいだと思われている。」と解説されていたと思います。
そして、手袋をぶら下げていた木には他にもおもちゃなどが下がっていました。
このアニメの原作をご存知の方がおりましたら教えてください。
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回答
No.1グリムではないのかも
グリム童話は約200篇あり、中にはこういう怪談めいたもの
(「名づけ親」「トルーデおばさん」など)もあるのですが、
これとぴったり同じ話は見当たりませんでした。
グリム以外の昔話か、あるいは創作かもしれませんね。 -
回答
No.2イギリスの昔話でした。
流砂様、情報ありがとうございます。
グリム童話には同じ話が見当たらないというのを読んで「他の話と混同したかも」と思い、「赤い手袋」と「昔話」で検索してみました。
で、「エミリーの赤いてぶくろ」というのがヒットしました。
この話が私の質問した話でした。
イギリスの昔話だったようです。
アニメは「世界昔話」だったようです。
グリム童話だと思ったのはこちらの記憶違いでした。
なんにしても情報ありがとうございます。
おかげで解決できました。 -
回答
No.3イギリスでしたか
わかってよかったですね。
「エミリーの赤い手袋」のタイトルで「世界のこわい話」(偕成社 1971年)という本に収録されているようです。
他にも「追いかける焼きぐし」とか「墓場からきた母親」とか、かなり怖そうな話がいろいろ入っています(笑)
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