復刊ドットコム相談室
あの本のタイトルが知りたい
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2008/07/16(返答 1件)
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外国のミステリーです。キーワードは「ストリキニーネ」「グレープフルーツ」。身内の財産争いか何かで,劇薬のストリキニーネで毒殺するのに,すっぱくて味のごまかしやすいグレープフルーツにふりかけた。…これも35年くらい前に読んだ本です。
前項のストーリーと同じ時期(1970年代中ごろ)に読んだ本。
短編集の中の一話ではなく,学年誌の付録の文庫だったような気がします。
外国のお話。
○○夫人,とかその兄とか,妙齢の女性とか出てくる。
男性(?)が不審な死を遂げる。
病死のように見えたが,実は,劇薬のストリキニーネをのまされていた。
しかし,ストリキニーネは刺激のある味なので,食べ物に混ぜて飲ませるのは
難しい。
謎解きをする人が,ふと気づくと,被害者の枕元にグレープフルーツの食べかけが…
グレープフルーツにかける砂糖と一緒にストリキニーネが振りかけられていたのだ。
「そう言えば…」と,グレープフルーツを運んだ女中(?)が,
「運ぶ途中,階段で○○さんとすれちがいました。」と言う。
その○○さんが,犯人。
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回答
No.1カーター・ディクスンのヘンリ・メルヴェール卿シリーズ
解決済みかもしれませんが、
学年誌の付録文庫で自分も読んだ記憶があります。
カーター・ディクスン『殺人者と恐喝者』(創元推理文庫)の抄訳ではないかと思います。
男性"アーサー"はゴムの短剣で刺殺されます。
その美貌の妻"ヴィッキー"も殺されかけます。ストリキニーネの苦みを隠す苦い食べ物としてグレープフルーツが使われます。
ヘンリ・メルヴェール卿シリーズです。
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