復刊ドットコム相談室
あの本のタイトルが知りたい
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2008/06/18(返答 7件)
受付中
偽の母と本当の母が赤ちゃんをうばいあい足や手をひっぱりあう。
偽の母と本当の母が 赤ちゃんを奪い合い赤ちゃんの手足をひっぱる。しかし本当の母親のほうは赤ちゃんがかわいそうで手を離す。
昭和40年から50年のあいだに 学研の学習の本で?読んだような気がします。
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回答
No.1大岡裁き? ソロモンの知恵?
実際にあっけ様が読んだ「学習」を特定した情報ではないので、申し訳ないのですが、この話自体の情報を・・・。
大岡越前守が行った名裁判の一連を「大岡裁き」と呼びますが、これはそのうちの有名なエピソードの一つだと思います。 これらの話に具体的な作者がいるのかは存じません。(江戸時代の講談師あたりなのかもしれません。)
ただ、同じような話を、「ソロモンの知恵」で有名なソロモン王が行ったこととの話も読んだ事があるので、もしかしたらこちらかもしれません。また、ソロモン王の話が原典で、回り回って日本に伝わったその話を下敷きにして「大岡裁き」に使用した可能性もあります。
私1人でさえ、2つの話が思い当たるのですから、世界中に伝播してさまざまなパターンで語り伝えられていることが考えられます。 あっけ様がお読みになった話の、時代設定などもう少し具体的な記憶があれば、せばめることができるかもしれません。
昔は、子供向けの本のジャンルで「伝記」は大きな位置を占めていましたので、学習誌によく取り上げられました。 そのことを考えると、可能性としてはあるのでは?と思います。 -
回答
No.2貴名さま ありがとうございます。
貴名さま
早々の書込みありがとうございます。
そうですね たしかに私も何度か同じような話を見聞きしたことがあるような気がしています。学習?で読んだのは中国でのお話だったような(記憶違いかもしれません)気もします。それ以上は思い出せないのですがミョーに気になるのです。
貴重な情報 ありがとうございました。 -
回答
No.3ソロモンではないのでは。
ソロモン王の話の方は、王は「赤ん坊を半分に切って分け与えよ」という判決を下し、それに対して二人の女はそれぞれ「どうか半分にしてください」「どうか殺さないでそのまま相手の女に渡してください」と言い、それを聞いた王は後者を真の母親と判定した、という内容でした。
旧約聖書の「列王記」にある話とのことです。(下のURLは一例)
貴名さんのおっしゃるとおり、世界中に「大岡裁き」の類話はありそうですし、これだけだと確定はできないですね。
参考URL:http://www.geocities.jp/jesus_kohituji/message07_05/message2007_0509.htm
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回答
No.4サトチさんありがとうございます。
サトチさん ありがとうございます。「大岡裁き」そうです そういうはなしでした。
私が読んだのには大岡さんはでてきませんが、間違いなくそういうおはなしでした。
ありがとうございました。 -
回答
No.5そうでした!
そうでした! ソロモン王の方は、「赤ん坊を2つに切ってそれぞれの母に与えよ」で、正確にはこの話とは違いました。何か似てる話だと思っていたので、混同していました。
サトチ様、ご指摘ありがとうございました。
あっけ様、混乱させてすみませんでした。 -
回答
No.6「灰欄記」
キーワードをいろいろ入力して検索したところ、「ソロモンの裁き・中国」で「灰欄記」という中国の話がヒットしました。
この話が大岡裁きの元になったのでは・・・というのもありました。
こちらを子供向けに直したものではないでしょうか。
ちなみに、私もどちらも知っています。 -
回答
No.7「棠陰比事」
「棠陰比事」という中国古来のすぐれた判例を集めた本に載っているそうです。
「2人の母」バージョンの他に「2人の父」バージョンもあるようです。
中国の話だった…というご記憶は正しいかもしれませんね。
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