復刊ドットコム相談室
あの本のタイトルが知りたい
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2008/04/28(返答 5件)
受付中
父親が壁に入ってしまう児童書(?)です
二十年以上前に読んだ児童書だと思います。
主人公は少年。口うるさい母親のためか、また他の理由かで
気の弱い父親はそれを気に病んで、廃墟(?)の壁に入ってしまいます。
少年はそのことを知っていて、
時々父親の入った壁のところに行き、父親と会話をします。
「母さんには喋ってはいけないよ」などと父親が話していたと思います。
最終的にその壁は取り壊され、父親はどうなってしまったのかわからない、
という結末だったような気がします。
壁に入ってしまうというシュールさから
安部公房の作品とも思ったのですが、
彼の作品を何冊か読んでもまだ巡り会っていません。
知っておられる方、情報をお願いします。
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回答
No.1「かべは知っていた」
うろおぼえなのですが、
三田村信行「おとうさんがいっぱい」という本に入っている
「かべは知っていた」という作品ではないでしょうか。 -
回答
No.2探してみます。
すぐにお答えいただきありがとうございます。
ネットであらすじを読んでみましたが、その通りのようなそうでなさそうな、
自分の記憶が曖昧で、全く役に立ちません。
近くの図書館に入っているそうなので、早速借りてこようと思います。
後日、結果をご報告いたしますね。 -
回答
No.3ありがとうございます。
早速借りて読んでみましたが、確かにこの本でした。
読み返してみると、内容を大分違って覚えていたんですね。
こんな曖昧な条件だけで、わかってくださった流砂さん、
本当にありがとうございました。 -
回答
No.4おとうさんがいっぱい
三田村信行さんの書かれた「おとうさんがいっぱい」という短編集の中の最後の作品、「かべは知っていた」です。三田村信行さんのおはなしはとてもおもしろいので、ぜひ読んで欲しいです。
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回答
No.5Re: おとうさんがいっぱい
羊魚さんも情報ありがとうございます。
近所の図書館でも、三田村さんのコーナーがありました。
幅広いジャンルで書かれている方のようですね。
他の本も読んでみようと思います。
ありがとうございました。
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