あの本のタイトルが知りたい

一覧へ戻る

• 2007/11/07（返答　2件）

  受付中

  

  幼い兄弟が死後の世界で戦って死に｢太陽の沈まない国(？)｣へ行く話

  児童書(たぶんわりとブ厚めのハードカバー)です。
  20年位前に図書館で借りて読んだのですが、どうしてももう一度読みたいのでお心当たりがあればよろしくお願いします。
  
  幼い兄弟(主人公は弟)。
  もともと弟は病弱でベッドから動けない。兄は学校でも人気者で勇気があり立派な子供。
  家が火事になり、兄は動けない弟を背負って二階から飛び降り、死亡。
  弟もその後病気で死亡。
  
  死後の世界で二人は再会するが、死後の世界はハードな世界で終始薄暗く、霧が立ち込めている。そこで兄はひっそり生きる人々を襲う怪物と戦っていた。死後の世界では弟も病気が治っており、参戦。
  最後の戦いで勝利するも怪物の吐いた毒の息で兄の足は動かない。動けない兄を背負って弟は崖から飛び降り、死後の世界で死んだ後に行く｢太陽の沈まない国(？)｣へ行く。
  
  
  ラストシーンがぼんやりとした二人の目に明るい光が飛び込んできて｢ほら、○○の国だよ…｣みたいなところで終り、結局その死後の世界の更に死後の世界があるのかも判然としない終わり方でした。
  
  児童書のはずなのに、ものすごく死の色の濃い話で記憶に残っています。
  たぶん外国モノだと思います…なんとなく日本人の書きそうにないと思っただけなんですが。あと、兄は獅子とか虎とか強そうなあだ名をつけられていたと思います。

  きょーこ