復刊ドットコム相談室
あの本のタイトルが知りたい
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2005/10/04(返答 3件)
受付中
児童書?日本のお姫様のお話です
20年ほど前、小学校か中学校の教科書に載っていたのか図書館にあったのかはっきりしません。
時代は戦国とかその辺りだと思います。主人公のお姫様はまだ幼く(小学生くらい)、重い上等な着物が大嫌い。いつも湯上がりに水分を吸い取らせるための浴衣を何回も着替えされられていました。お姫様は身軽な浴衣が大好きで、いつも着物を着せられる前に逃げ出しては乳母たちとおいかけっこをしていました。
ある時いくさが起こりますが姫にはそれがわかりません。父親である城主の命令で村の子供のような粗末な浴衣を着せられたときもたた単純にはしゃいでいました。着替え終わった姫を乳母か側近の男の人だったかが抱きかかえて城の外に連れ出します。
そこへきて様子がおかしいことに気づいた姫を、その人は村はずれのお地蔵さなかな? のところに置き去りにします。
心細くなった姫を村人が見つけ、引き取る話をしているところで振り返るとお城が真っ赤に燃えている・・・というところで終わっていたと思います。
このお話に関する情報をお持ちの方、どうぞ教えてください。
忘れられなくてもう10年ほど探しているんですが見つからないのです。
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回答
No.1再度
トピックNo. 73344の方がお探しの際にお答えさせていただいたのですが・・・
多分同じ本だと思います。
理論社名作の愛蔵版 今江祥智・作 和田誠・絵『わらいねこ』です。
後半部分がちょっと違っていますが、短編が9話入っている本なので、他の話と混ざっているのではないかと。ゆかたの好きなお姫様の話は、「小さな花」という話です。お姫様のお気に入りのゆかたは青いアサガオの模様のゆかただったのを覚えていらっしゃらないでしょうか?
ちなみにお姫様の話は、逃げた先の山で仲良しになった魚屋の子の家にひきとられるところで終わっています。ご記憶の話はなんだかシリアスですが、この本は全体的にコミカルというかユーモラスというか、挿絵も実にいい感じで、私の大好きな本です。
前回にも書きましたが、お薦めの本ですのでぜひ読んでみて下さいませ。 -
回答
No.2ありがとうございます
ううーん、このお話を読んで切なかった記憶はあっても楽しかったとかさわやかとかいう記憶がかけらもないんですけど。最後のシーンにしおりを挟んで、授業中にこっそり読み返しては何度も涙ぐんだ記憶があるんですよね。挿絵も暗かったような。あれれ???
このお話を読んだ頃はとにかく手当たり次第に乱読した時期なのでおっしゃるとおり別の何かとごっちゃになっているのかもしれませんね(^ ^;)
教えて頂いたご本をまずは探して読んでみようと思います。
ありがとうございました♪
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回答
No.3むー
切ない話だったらこの本は違うかもしれませんね~
ただ、混ざっている前半部分は間違いないと思うんですよね、まんま『わらいねこ』のおひめさまの話なんで。違ってくるのは「姫を抱きかかえて」のくだりからです。(なにせこの本のおひめさまは、殿さまに「先に逃げてくれ」と言われても、「いいわ、ゆかたさえ着せてくれればどこへでも行ってあげる」と言って、側近とはぐれようと城跡が焼け野原になっていようと魚屋さんに引き取られようと全然意に介していません^^;)
お探しの話は後半部分の切ない話なんですよね。むー。そちらは残念ながら心当たりがないので、他にご存知の方、よろしくお願いします
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