復刊ドットコム相談室
あの本のタイトルが知りたい
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2005/07/14(返答 2件)
受付中
北欧の児童書でひとりぼっちの女の子が逞しく生きている話。
25年ぐらい前に小学校の図書館にあった本で、北欧の話でした。スエーデンかノルウェーの話だったと思うのですが。田舎のお屋敷にひとりぼっちになってしまった女の子が住んでいて、食べ物はゴミ箱から拾ってきて逞しく生きていたところ、民生委員みたいな人に首都の孤児院?に入れられてしまいます。集団生活の中で友達が出来たりするのですが、やはりひとり気ままに生きたいと脱走して田舎に返ります。つかまって孤児院に返されたりした?が最後は親切なおじいさんとくらし始めるラストだったような気がするのですが、他の本と混じっているかもしれません。前半のゴミ箱から食料を拾ってくるくだりでクリスマスにはケーキが出てきて喜んだりしていたのは覚えているのですが、作者、タイトルが分かりません。心当たりのある方どうぞよろしくお願いします。
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回答
No.1「森の少女ローエラ」でしょうか?
あらすじを読み、スウェーデンの児童作家マリア・グリーペ作の「森の少女ローエラ」を思い出しました。
子供時代に一度読んだきりで、私の記憶も細部は定かではないのですが、主人公の少女が、パン屋や肉屋が捨てたり家畜にやった傷んだ商品のパンやハムを「まだ食べられるのに勿体ない!」とばかりに拾い(ここでケーキを見つけませんでしたっけ?)咎められても悪態をついてスイスイ逃げてしまう、町の広場の泉で人影がないのを見計らって石鹸で水浴びしてしまう、という具合に何ともたくましいというかパワフルでビックリしたのを覚えています。
一方、施設に入る時に弟と引き離されたり、最後に森の家で出合った見知らぬおじさんが、会いたくてたまらなかった父親だったと知り、一緒に暮らすことになる場面では、家族に対する思いがうかがわれて、パワフルなだけではない所に何ともいえない雰囲気がありました。
似ているけれど別のお話でしたら、すみません。 -
回答
No.2ありがとうございます
チョウチョウウオさんありがとうございます。広場の泉で水浴びをするシーンもありました!これから探して読んでみます。細部は結構忘れているのですが、あの強さにもう一度出会いたいと願っていました。25年も経っているので諦めていましたが、聞いてみてよかった~!
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