復刊ドットコム相談室
あの本のタイトルが知りたい
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2005/07/13(返答 4件)
受付中
特別な布に太陽(月?)の光を集める。
15~20年位前の童話(?)、若しくは教科書。旅人が主人公で、ある国へ行くと、夜でも明るかったので、「何故夜でも明るいのか?」と国の人に聞くと、「昼のうちに太陽の光を布に集めるので、夜になっても明るいんだ」という答え。集めた光は、そのまま提燈のように布で覆っていた、というような話です。集めていたのは、もしかしたら月の光だったかもしれません。ご存知の方がおりましたら、情報を御願い致します。
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回答
No.1物凄~く、記憶があやふやなんですけど・・・
物凄~くあやふやなんですが、イタリア人作家トミー・デ・パオラの絵本「ドロミテの王子」でそれに似たような描写が登場したような…気がします(--;)。
でも…確信はありません。ごめんなさ~い。現在その絵本が手元に無いので、確認が出来ないのです。ウェブ検索したので、タイトルと作者名だけは合致していますが(ちなみに、私が所持していたこの絵本は1987年頃の重版だったと思います。なので、初出年次はもう少し前かもしれません)。
全体的にブルーの色調が印象的で美しい絵本でした。でも、その装丁とお話の内容からして、全くの子供向ではなかったと思いますね。イタリアの民話がベースになっているそうです。
イタリアのドロミテ地方(アルプス近辺)の王子様が主人公で、彼は旅をするんですが→月の国に行った時にrikukaimuさんがご記憶されているような描写があったような気がするんですよ…間違っていたら、本当に申し訳ありません。
私以外のどなたか、思い出していただけませんでしょうか??
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回答
No.2有難う御座います!
早速の情報、有難う御座居ました。
が、折角情報いただいたにも関らず、リリアン編み様のおっしゃられた本は現在、絶版のようです。
復刊リクエストにも無い模様ですね。
…どうにかして実物を見てみようかと思います。
記憶があやふやとおっしゃられていますが、ずっと探していたのに、全く情報が御座いませんでしたので、情報をいただけて良かったです。
重ねてとなりますが、有難う御座いました。 -
回答
No.3「ドロミテの王子」の内容を再確認しました。
スレ主のrikukaimuさんが読んで下さっていると良いのですが…。
先日≪「ドロミテの王子」のエピソードに似ている?≫と書き込みましたが、あれから図書館で現物を借りて、内容を再確認しました。大体こんな感じです。
≪あらすじ≫
イタリアの村に語り部の男がやって来て、子供達に「ドロミテ(=アルプス)の山々は常に明るく輝いているが、どうしてか知っているかい?」と伝承を語って聞かせる。
昔その地を治めていた家の王子がある夜、月明かりの中に美しい姫の姿をみて恋をするが、その姫は「月の国の王女」で地上人ではなかった。恋の病にかかった王子は、国民に「月ぼけ王子」と揶揄されるほど衰弱する。
そんなある日、王子はサバティーニと呼ばれる小人族を助け、その御礼に「月の国へ行く方法」を彼らから教わる。月の国に出かけた王子は姫と相思相愛になるが、明るい月光は地上人には強すぎるため、王子の視力は低下する。視力を回復させるため、王子と姫は地上へ戻る。
地上に戻ると王子の視力は回復したが、今度は姫の体力が落ちてきた。「ドロミテの山が光を奪っているから」と姫は語り、瀕死の状態にまでなる。
そんな時に小人達が再び現れ、彼らは姫を救うためにドロミテで一番高い山に登り、満月の月光を絡めとって太い糸に縒りあげ「大きなアミ」を作る。その大きなアミをドロミテの山並みにすっぽりかぶせると、山々は光輝くようになった。その光を浴びて姫は元気になり、暗くそびえ立っていたドロミテの山々は常に光り輝くようになった…。
というような内容でした。ちなみに私が記憶していた部分(光で作ったアミをかぶせる)は月の国でではなく、地上に戻ってからのエピソードでした。「光をあつめて○○に被せて云々」という部分は似てますが、細部は違うような気も…違っていたら、本当に申し訳ありません(^^;)
(あるいは…この作品は作者オリジナルではなく民話ベースなので、私達は元ネタが一緒の別作品を読んだ可能性もありますよね?)
いかがでしょう?rikukaimuさんのご記憶に合致する部分は…ありますか?名作絵本ですので、所蔵図書館も多いと思います。機会がありましたら、是非一度実物をご確認下さいませ。
「ドロミテの王子」/作:トミー・デ・パオラ/訳:湯浅フミエ
1985年第1刷発行/ほるぷ出版
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回答
No.4月に布をかける絵本お探しの方に
そちらがお探しの本はドロミテの王子ではなく
絵本グリムの森シリーズの「月」だと思います。
月に布をかけるおはなしは、アメリカの絵本で
「ながれ星がはこんできたおはなし」という絵本もありますが、お尋ねの感じからしたら多分グリムの森の方だと思います。
わたしはどちらも持っていますので、近ければお貸しして見せてあげたいところですが、
子どもたちってこういう壮大な絵本が好きで大人になっても心に残る絵本となるようですわ
我が家の子どもたちも、どちらの絵本も大好きだったので、どうしても欲しいというので探して買いました。今は入手するのに多分絶版
になっているのでは?
是非図書館などで探してみるか、ネットで検索して確かめてくだいね。
わたしの情報がお役に立って見つかると嬉しいです❗️
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