復刊ドットコム相談室
あの本のタイトルが知りたい
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2005/04/13(返答 6件)
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海外のミステリー、あまりにも「美しい」ので犯人だと思ってもらえない少女の話。
海外のミステリーだと思いますが、あまりにも美しすぎて、殺人犯だと信じてもらえない少女の話です。小さい頃には友達の男の子を確か池で?おぼれさせてしまったり、でも誰も少女が犯人だとは思わない。そういうことが繰り返され、両親は気づいて、その少女を修道院に入れる、そこでも事件がおきる、というような話です。どなたかご存知の方いらっしゃいましたら、宜しくお願いします。
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回答
No.1小説なんですよね?
スピカさんがお探しの作品って、「小説」なんですよね?
実はトピックスを読んでいたところ、似たような設定の「漫画」を思い出したものですから…ご参考までに書き込んでみます。
わたなべまさこ先生「聖ロザリンド」という漫画作品なんですが、ご存知でしょうか?
私が読んだのは20年以上も前ですが、作品発年次自体はもっと古いかも知れません(30年位前?)。ロザリンドという天使のような容姿の美少女(金髪碧眼だったかな?)が無邪気に殺人を重ねていく話で(本人は犯罪を犯しているとは少しも理解できていない)教会か修道院みたいな場所も出てきたと思います。ロザリンドが他人の舌を切っちゃう(!)ようなショッキングなシーンもあり、昔の「お姫様のぬり絵」のようなわたなべ先生の美しい絵柄とのギャップがより一層の恐怖感を煽り、子供心に衝撃の漫画でした。
今となっては「この作品がわたなべ先生のオリジナルなのか?原作があってのことなのか?」判りませんが(私は某ウェブ書店のあらすじ&商品詳細を読んで確認したのですが、イマイチ判らなかったのです)、スピカさんのトピックスを読んでいて『ひょっとしたら、この漫画のベースとなる海外小説でもあったのかしら?』と思いました。
わたなべ先生「聖ロザリンド」は漫画文庫で復刊もされているようですし、中古市場にも古本が出ているみたいです。機会があるようでしたら、チェックされてみてはいかがでしょう?
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回答
No.2追加で思い出したことです。
追加で思い出した漫画でのエピソードも、ついでに書いておきますね。
◆ロザリンドはティーンエイジャーにも満たない年齢(10~11歳位?)
◆実家は資産家、母親も物凄い美人。
◆教会か修道院に預けられた後、その内部でも殺人を犯して脱走。
◆さまよっていた時、親切な一家に拾われて世話になるが、その家でも殺人を犯す(車椅子のお祖母さん、お姉さん。このお姉さんは18歳前後で働いている人なのですが、ストッキングを夜干ししようとしていたところをロザリンドに突き落とされたような記憶が…)。
◆その後もロザリンドは旅を続けるが、最後は雪山のようなところで死んでしまう?(実母が思い余って、自らの手にかけたのだったか??)
断片的な記憶でごめんなさい。こんなんでご参考になるかどうか(^^;)…。
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回答
No.3「悪い種子」はどうでしょう?
「聖ロザリンド」の元ネタとなったと思われる映画があります。
とても古いモノクロ作品です。
山岸涼子の「悪夢」も同じ元ネタかと思います。
アドレス見つけましたので、見てみて下さい。
「悪」は遺伝するのか、という内容で、とても怖くて面白い映画です。
エンディングにジョークを入れなければならなかった時代背景なども、興味深いです。
リリアン編みさんへ
雪山へは、父親が連れて行きます…。
参考URL:http://www.geocities.co.jp/Hollywood/5710/bad-seed.html
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回答
No.4ちょっとズレますが…
スピカさんへ
少しレスがついていますが、いかがでしょう?お探しの作品が早く見つかると良いですね~。
みけさんへ
「聖ロザリンド」ラスト部分エピソードの訂正有難うございます。
そうか~、父親がロザリンドを雪山に連れて行ったのでしたか…『誰か身内が連れて行った』ような記憶があったのですが、見事にすり替わっていましたね。いやいや、私も毎日脳細胞が死ぬ一方なもので(笑)モヤモヤが解消されて良かったです(^^;)
映画「悪い種子」あらすじも読ませていただきましたが、スピカさんがお探しの作品と非常に近いようですね。映画には元になった戯曲があるようですから、スピカさんはこれを読まれたのでしょうかね??
それから山岸涼子先生の「悪夢」で思い出したんですけど、この漫画は1968年英国で発生した「メアリー(マリー)・ベル事件」という実際の事件(当時11歳と9歳の女子が幼児2人を殺した事件)を元に描かれた作品です。元ネタが実話なんですよ、あの話…恐ろしいことに(-0-;)
事件に関する書物が何冊か出ていて、私もパラパラ読んだことがありますが…逮捕当時のメアリー・ベルの写真を見ると、本当に愛らしい容姿の女の子なので…ビックリ(ぎょっと?)しますよ…。
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回答
No.5実話だったんですね
私もスピカさんが戯曲の方を読んだのでは…と思ったのですが…スピカさん、手がかりになっていますか?
リリアン編みさんへ
「悪夢」は戯曲を元に、山岸先生がいかにも実話っぽくラスト近くのナレーションを入れたのかと思っていました。実話だったんですね…(ヒィ)。
これからマリーベル事件を調べてみようと思います。
「聖ロザリンド」は執事さんやお父さんが、気付いていながら「本人が判っていないから」「あまりの可愛さに」決着を付けられない苦悩も読みどころでした。
子供の頃は、怖い物見たさで読んでいましたが。 -
回答
No.6有難うございました!
リリアン編みさん、みけさん
有難うございました!教えていただいた事柄から調べたところ、「悪い種が芽ばえる時」という本でした。扶桑社文庫から出ていました。
そういえば、わたなべまさこ先生の漫画、私も思いだしました!金髪のかわいい女の子の絵だけど、コワーイ内容でした!「聖ロザリンド」こちらもチェックしてみます。
本当に、わかってすっきりしました。感謝、感謝です。
重ねて御礼申し上げます。何かの折には、私もお力になれますように・・・
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