復刊ドットコム相談室
あの本のタイトルが知りたい
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2005/03/18(返答 2件)
受付中
30年くらい前の少女漫画。田舎でお化けと友達になる(?)女の子。クライマックスはお化けの哀しみが描かれていて、感動した。
主人公は小学生だと思う。何かの事情で都会から田舎に来る。そこで、昔話でも有名な古典的なお化けと知り合い、最初は怖がったんだと思うんだけど、優しい心に惹かれ友達になる。それなりに事件や、お化けの不思議な世界が描かれていたと思うが…(覚えていない)。クライマックスは、お化け達が主人公に、自分たちの正体、というか、生み出された時代背景を打ち明ける場面。「昔、農民達は、あまりの貧しさのために、子供が生まれても、育てる事ができなかった。それで、こっそり、泣く泣く、”お返し”をした。家の者には、お化けがさらっていってしまったと言って偽り、事実を隠した。そう、ぼく(わたし?)達は、そんな人間達の悲しみから生み出されたのだ。人の悲しい心が、ぼく達を生み出したのだ」と。コメディでもホラー(怪奇もの)でもありません。内気な女の子の田舎での暮らしが始まり、お化けと出逢い、事件、そして別れ、です。
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回答
No.1たぶん違うとは思うのですが?
お話の内容が
三浦哲郎作「ユタと不思議な仲間たち」に似ているので・・・
劇団四季の子供向けのミュージカルでも何度も上演された話しです。少女漫画ではないですし(漫画にされたという事があったともきいてないので)、主人公のユタは男の子なのでたぶん違うとは思うのですが、もしかしたら?と思いましたので。この話は、お父さんを亡くした主人公のユタ(「ゆうた」)がお母さんの田舎で暮らす事になり、なかなか田舎にとけこめず、いじめとかにもあいます。でも、座敷きわらしと友達になり、しだいに仲間を作って行くのです。この座敷きわらしの境遇がウィズさんのおしゃっているような事(子供が生まれても育てられないので捨てられたり、生まれる前に死んでしまったり)だったと記憶しています。座敷きわらし達に会うまでのユタは自殺することまでも考えるのですが、彼らの事を知り、生きて行くと言う事を学ぶのです。なにぶん私も、うん10年まえに劇団四季の舞台で見ただけですし、漫画での記憶も無いのでコレ!とはっきり言えませんが、もしかしたらこの話が原作なのでは?と思いましたので。 -
回答
No.2夕焼けふるさと夢の色
女の子はマリコという名前ではなかったでしょうか?
いじめっ子たちと"馬とび"の競走をする場面がなかったでしょうか?
仲良くなる妖怪に座敷童子(可愛い男の子)がいませんでしたか?
本誌が今現在手元にないために、間違ったらごめんなさい。
別冊少女フレンド1973年7月号に掲載の「夕焼けふるさと夢の色」という
作品じゃないかと思います。作者は前川美沙子さんです。
同じ号に庄司陽子さんの「桜家長男の一大事」、
文月今日子さんの「フリージアの恋」、里中満智子さんの「ジュンとマリー」、
風かおるさんの「はだかのマヤ」等が掲載されています。
ひゃんこさまの言われるように「ユタと不思議な仲間たち」と似たお話です。
(劇団四季の子供ミュージカルの同作品、私も見ました!)
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