あの本のタイトルが知りたい

一覧へ戻る

• 2005/01/04（返答　3件）

  受付中

  

  古代エジプトの天国を探す自分勝手な女の子と、その子を助ける不思議なおねえさんの話

  １４、５年前に読んだ本で、古代エジプト神話を元にした話です。女の子が、古代エジプト女性の衣装の人形を手に入れます。その人形にそっくりな"あおいおねえさん"(と呼ばれていたと思います。)が現れ,二人で天国(楽園？)を探しに行きます。最後の審判の様な場で,神様(？)から様々な質問を受けますが,女の子は全て自分に都合の良い様な答えで嘘をつきます。最後に,天秤の片方の皿に鳥の羽を,もう片方の皿に女の子の心を乗せて,心が羽より軽ければ天国へ入れる,やましい事がなければ心の方が軽くなるはずだ,と言われますが,心の方が重いと思われる状況です。ところが,おねえさんの力で羽が鳥に変わり,鳥の方が重くなります。おかげで天国へ入る事を許され,心はこのまま置いて行く様に言われます。天国では子供達が遊んでいますが,みな心がないので感情を持たず,女の子には見向きもしません。一日もすればあなたもそうなる,自分で望んだ事ではないか,と言われますが,嫌だ,助けて欲しいとおねえさんに懇願し,最後は家に帰ってこれる,という話です。女の子が我儘で,すぐにおねえさんに頼る印象がありました。字が大きく,挿絵も沢山入っている子供向けの本です。作者は日本人だったと思います。一度しか読まなかったのですが,なぜか今でも内容を良く覚えているので,もう一度読んでみたいと思っています。知っている方がいらしたら情報お願いします。

  ミィ