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復刊ドットコム相談室

あの本のタイトルが知りたい

  • 2004/11/13(返答 4件)

    受付中

    ラストで毒性カビが混入されたココアが出てくるサスペンス小説(←たぶん女性作家による短編ではないかと?)

    正確には「今回探している小説がドラマ化された場面の記憶」なのですが、

    ◆主演女優は「桃井かおり」
    ◆桃井演ずる女は中年男と不倫のような関係にあり?揉めている。その女は
    大学か研究所かで細菌の研究をしていた?(←ここら辺は曖昧。)
    ◆クライマックス、海辺のカフェのような場所で2人は話合いをするが、男は
    『女が自分に研究培養中の毒性カビを飲ませた?いつだったか?』と突然
    思い当たって、女にそのことを問質す。
    ◆「お前、あの時(前の場面として、2人で酒を飲んでいた回想シーンが挿入)
    の酒にカビをいれたのか!?」と男が逆上すると、女はクールに煙草をふかし
    ながら「違うわ、あのカビは…もっと温かくて脂っこいもののほうがいいのよ」
    と言う。男の前には、温かいココアが残ったカップが置かれていた…そのココア
    に問題の毒性カビが混ぜられていたことを男は瞬時に悟り、喉元をかきむしる。

    というような、オチのドラマだったと思います。10年以上前(ひょっとしたら15
    ~20年前?)にテレビで見た記憶があるのです。私はドラマ途中から見始め
    ⇒この衝撃オチ台詞にビックリ!した訳ですが、「原作も読んでみようっと」
    思ったものの…結局10数年間、そのまんまにしてしまいました(苦笑)。

    当時、フジ系やテレ朝系等で「60分1話完結/〇△□サスペンス」(←〇△□は
    特定の作家名)のようなシリーズがよく製作されていていたのですが、おそらく
    そんな枠の1本だったと思います。確か「女性作家の作品をドラマ化した枠」だ
    ったように思うのですが…「夏樹静子」「森瑶子」「小池真理子」そんな感じ。
    でも記憶があやふやなので、どの先生も正解なようで不正解なような(^^;)??
    (ちなみに小池真理子さんは好きな作家で短編集も結構読みましたが、それら
    しき作品には、まだ当たっていません。)

    「10数年間忘れっ放しだった宿題」のお手伝いをお願いするようで恥ずかしい
    ですが(苦笑)、お心当たりの方は是非タイトルを教えて下さい。







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  • 回答
    No.1

    夏樹静子「カビ」

    下記URLによると、ご覧になったドラマは夏樹静子原作の「カビ」(フジテレビ,1987)のようです。

    夏樹静子の作品を「カビ」で検索すると

    単行本では
    「ペルソナ・ノン・グラータ」(文藝春秋,1989)(文春文庫,1992)
    「夏樹静子のゴールデン12(ダズン)」(文藝春秋,1994)(文春文庫,1997)
    「夏樹静子のサスペンス劇場」(光文社文庫,1993)
    アンソロジー等では
    日本推理作家協会編「紅玉は殺人者」(光文社,1989)
    日本推理作家協会編「日本ベストミステリー選集. 20 」(光文社,1995)
    に収録されているようです。

    文春文庫の「夏樹静子のゴールデン12(ダズン)」はまだ出版社在庫があるようですので書店でも購入できると思います。
    後の本は残念ながら絶版のようですのでお近くの図書館へどうぞ。

    参考URL:http://www.qzc.co.jp/DORAMA_CGI/DORAMA1.EXE?RECNUM=18428

    hamachi05 hamachi05

    2004/11/13

  • 回答
    No.2

    やっぱり、夏樹静子…情報有難うございます。

    はるるさん、情報有難うございます!きめ細かにリサーチまでかけて
    下さって、本当に有難うございますm(--)m

    やはり、原作は夏樹静子だったんでしょうね…そうかもしれないとは
    思いつつ記憶が曖昧だったので(苦笑)、情報をお寄せいただいて
    何となく?自信がつきました。
    でもタイトルがそのまんまズバリ「カビ」だったのに、キレイに忘れて
    いたとは…私の脳細胞はヘナちょこですね(--;)

    ともかく、図書館か近所のブック・●フ等で探してみます。内容が確認
    できたら、またカキコします。本当に有難うございました!

    リリアン編み リリアン編み

    2004/11/14

  • 回答
    No.3

    夏樹静子「カビ」…ビンゴでした。

    はるるさんにお寄せいただいた情報を元に、さっそく夏樹静子さんの
    著書をあたってみました。

    最寄図書館には、ご紹介いただいた該当タイトルが一冊も無かったの
    ですが、たまたまブック・●フ105円コーナーで文春文庫版「夏樹静子
    のゴールデン12」が入手出来たので、実際に読んでみました。

    結果は「ビンゴ!(←ふ、古い…)」でした。記憶していた場面とは
    細部が多少違うものの、ドラマの脚色もあるでしょうし、私の勘違い
    (例えば中年男と女は不倫関係ではなかった等)もかなり入っている
    と思われますので、この作品で間違いないと思います。

    いや~、10数年間に渡って放っておいた宿題が果たせました(笑)。
    はるるさん、ご協力まことに有難うございました!



    リリアン編み リリアン編み

    2004/11/14

  • 回答
    No.4

    よかったですv

    あたっていたようでよかったですv
    105円コーナー…バカに出来ませんよね。
    私も時々お世話になってます(笑)

    hamachi05 hamachi05

    2004/11/16

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