復刊ドットコム相談室
あの本のタイトルが知りたい
-
2004/11/12(返答 10件)
受付中
昭和50年前後位の童話集。
昭和52~53年くらいに読んだ本です。B5版で、紙製の箱に入っています。
内容は、
(1)継母にいじめられていた娘が何かのきっかけで、話すたび、もしくは泣くたびに口から真珠や花や宝石がこぼれるようになる、という話や、
(2)3人兄弟がいて、職業が床屋の者は剃刀技を、鍛冶屋(?)は鎖を頭の上で振り回して雨を避ける・・・などの技を競い合う・・・・
といったような話が収録されていたように思います。
挿絵で覚えているのは、見開きで、左ページ下部にお姫様の涙を浮かべた横顔、右ページ上部には馬車とお姫様がこぼしたであろうとおもわれるきれいなものが天の川のように流れている・・・・といった絵です。色はオレンジ。
話すたびか泣くたびかはうろ覚えです。ほかの話とごちゃごちゃになってるかもしれない・・・。声が出なかった、というような記憶もうっすらとあるのですが、なんせ30年近く前なので・・・。
本は緑とオレンジの2色刷りだったような気がします。
箱の裏の絵は、家の絵で、それが小部屋みたいな感じになっていて、本の中の人物が正面向きで、話の中のことをしています(例えば鎖を振り回している男の人がいたり・・)。表の絵は覚えていません。どなたかお心あたりのかたいらっしゃいましたら教えてください。
-
回答
No.1グリム童話・・・?
「この本」という特定はできないのですが、(1)の話は「グリム童話」にあったと思います。
-
回答
No.2Re: グリム童話・・・?
> 「この本」という特定はできないのですが、(1)の話は「グリム童話」にあったと思います。
グリム童話・・ですか。そんななじみのある童話にあったとは・・・。
同じ本に収録されていたということは、グリム童話を探せば見つかるでしょうか?
早速探して見ることにします。
ありがとうございました。
もし、また何か情報をお持ちでしたら、よろしく御願いいたします!
2004/11/14
-
回答
No.3グリムだとすると・・・
ただグリムにあったかしら。家に帰って調べてみますね。箱入りで、しかもB5版というと、ハードカバーの童話集ですよねえ。私の持っているグリム童話選は岩波書店刊で、1巻が「いばら姫」の副題、オレンジの本。2巻が「鉄のハンス」の副題、青い本で、挿絵もよかったのですが。お探しの本の挿絵はどういう雰囲気の絵だったのでしょう?もうすこし調べたいので、手がかりをくださいませ。
-
回答
No.4童話集
童話集というのは沢山出されていますから探すのが大変ですよね。参考になるかどうか…
(1)は、私は「宝石姫」という名前で読んだ覚えがあります。気立てのいい妹が、水を汲みに行った泉でみすぼらしい老女に水を飲ませたお礼に口から宝石や花がこぼれるようになり、それを見た意地の悪い姉がまねをして泉に行きますが、老女に不親切を働いた為に、口から虫や蛇などが出てくるようになってしまう、という話です。これは「妖精たち」「仙女たち」「仙女のおくりもの」というタイトルでも紹介されているようで、フランスのペロー童話です。(グリム童話にも似たような話があるのかどうか、調べる事は出来ませんでした。)
(2)は、グリム童話の「三人兄弟」(KHM124)ではないかと思います。家を継ぐ者を決める為、理髪師、蹄鉄工、剣士になった三人兄弟が業を競います。理髪師は野兎を追いかけながらそのひげを切り落とし、蹄鉄工は走っている馬車馬の蹄鉄を新しく打ちつけ、剣士はどしゃ降りの雨を剣を振り回してよけます。その結果剣士である三男が家を継ぎ、三人仲良く幸せな世を送ったのち、同じ墓に埋葬された、という話です。
ペロー童話とグリム童話が一緒に載っていたとしたら、いわゆる「グリム童話集」ではないかもしれません。
ちょっと変わった組み合わせではないかと思うので、そこを手がかりに探していくと見つかるかも…
他にも作品が載っていた記憶はありますでしょうか。
本の厚さ(ページ数)なんかも覚えておいででしたら、ヒントになるのではと思います。
2004/11/15
-
回答
No.5やっぱりグリムではありませんか??
家で調べましたら、ペローの「宝石姫」にちかい話がグリムにもあることがわかりました。「森のなかの三人のこびと」で、やっぱり娘の親切に喜んだこびとたちがあたえるおくりものの筆頭が、「しゃべるたびに金貨が口から飛び出す」というもの。あとは、意地悪な姉娘が金貨でなくヒキガエルを出したり、娘のかわりに王妃におさまったり、最後はハッピーエンドだったりとそっくりのパターンです。どちらもグリムなら、あとは国立こども図書館の蔵書検索で、年代をしぼってグリム童話集をさがされるのが近道かもしれません。私がみたときは、2冊ほど、ハードカバーらしきものがありましたが映像があるわけではないので、ここからはご本人の記憶が頼りかと。見つかることを祈っています。
-
回答
No.6記憶を・・・
掘り起こしているのですが、うまく思い出せない・・・。全体的に覚えているのは、挿絵はオレンジと緑の2色刷りだったような気がするのですが、箱の色使いは緑1色に黒の文字・・・だったような・・・。先の2作品のほかに、確かもう1作か2作載っていた気がします。また、厚さは表と裏の表紙の厚い紙質をいれて2~3cmほど。でも、があがああひる様と糖花様のくださった情報で、女の子の話はペローの「妖精たち」「仙女たち」(確か老女に水を飲ませてあげる、という話でした!!)、兄弟の話はグリムの「3人兄弟」のような気がします。でも、全然作者が違うのに同じ本に載っているというのもおかしいですよね・・・。
でも、ず~~~っと記憶の片隅の残っていた疑問が解決されてきて、本当に嬉しいです。ありがとうございます!!
2004/11/26
-
回答
No.7『●●色の童話集』シリーズでは?
もしかして、「金色の童話集」とか「緑色の童話集」とか、頭にいろんな色をつけたネーミングで、世界の童話を収録した本ではなかったですか? 文末に(東欧の民話)とか、(北欧の童話)とかっていう区分なんかも記されていて…。文庫よりも大きめサイズで、クリーム地の表紙にカーキ色やオレンジ色の水玉柄だったような。
私が昭和50年代後半に夢中になっていた童話集はこれでした。
出版社は…偕成社だったかナ~
-
回答
No.8サイズが違っていました。
最初の書き込みで、B5版、と書いたのですが、A4サイズの間違いでした。ウコンさんの書き込みをみて、「もっと大きかったかも」と思い、記憶を掘り起こしてみましたら、やっぱりB5ではありませんでした。表紙は水玉柄ではなく、絵がかいてあり、コーティングされていてつるつるでした。ウコンさんのではないような気がするのですが、同じ話が載っている可能性もありますよね!こちらも探してみようと思います。ありがとうございます!!
2004/11/29
-
回答
No.9このまま徐々にしぼっていって…
見つかるといいですね!
国会図書館などのネット検索で探す際に、ページ数や大きさがわかってると
大きな手がかりになると思います。
厚さ2~3センチというと、児童書としては結構厚いですよね。
一概には言えませんが、300ページ以上はあるような。
また、大きさもA4というと30センチありますから、立派な本です。
それで載っている作品が、先の2編の他に1、2編のみとすると、
いわゆる子供向けの抄訳ではなく、少なくとも高学年向けの本?
これは、全集モノの1冊ということは考えられますでしょうか?
しかしやはりなかなかないですね、ペローとグリムが1冊になっている本は…
ひとつ「世界の名作図書館」という、24cmのシリーズで一緒になっているのを
見つけましたが、こちらには「仙女」と「三人兄弟」は載っていないようです。
見つかることを祈っております。
2004/11/30
-
回答
No.10アンデルセン?
アンデルセンの最後の真珠という物語では ないでしょうか?
次の画面へお進みください