復刊ドットコム相談室
あの本のタイトルが知りたい
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2004/09/24(返答 8件)
受付中
30数年前に少女漫画に連載されていたアウシュヴィッツ強制収容所の少女の物語
30数年前に少女漫画に連載されていたアウシュヴィッツ強制収容所の少女の物語をご存知ありませんか? マーガレットとか、少女フレンドとか、メジャーな漫画雑誌だったと思います。複数号で読んだ記憶がありますので、単発の読みきり物でなかったと思います。恋愛物が主流だったなかで、大変シビアな内容で鮮烈に記憶に残っております。繊細な線で丹念に描かれた情け容赦のない物語でした。
今の視点で、もう一度読んでみたいと思いますが、読むことは叶わないにしろ、題名や作者だけでもご存知の方がいらしたらご教授いただけたら幸いです。よろしくお願いいたします。
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回答
No.1里中満智子さんの「あの星はきえても」
昔持っていた「ピアの肖像」に入っていた「あの星はきえても」がアウシュビッツ収容所が舞台になった話でした。最後も主人公にとっては幸せな終わり方でも、読んでいてとても辛かったのを覚えています。調べたところ、雑誌掲載は、「別冊少女フレンド」1966年4月号だそうです。
sdkfz999さんが複数号で読んだ記憶があるそうなので、これではないのかもしれませんが、ご参考まで・・・。以下のサイトにあらすじが書いてあるので、のぞいてみてください。
参考URL:http://www3.plala.or.jp/comic/fream1/satonakapia.htm
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回答
No.2わたなべまさこ先生の「蝶はここには住めない」
sdkfz999さん、こんばんは
30数年前のアウシュヴィッツ強制収容所の少女の物語で、思いだしたのは、
わたなべまさこ先生の「蝶はここには住めない」です。
同タイトルのマーガレットコミックスで読みました。
ストーリーの詳細は覚えていません。
初出は、おそらく『週刊マーガレット』。
連載か、読み切りかはっきり思いだせないのですが、
検索したら、この作品について触れていらっしゃるサイトがありました。
単行本は、マーガレットコミックスの他、
ほるぷ平和漫画シリーズ「この愛・戦火をこえて」わたなべまさこ
(ほるぷ出版 1983.7.1第1版第1刷)
に、収録されているようです。
参考URL:http://www006.upp.so-net.ne.jp/kumikos/cinema/pianist.htm
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回答
No.3ひよこ1さんへ
ひよこ1さんへ
サイトを拝見いたしました。里中満智子さんにもこのような作品があったのですね。実は当時、里中さんのファンでして、私の引っかかっている作品が、彼女の作でなかったことだけは確かなんです。
いずれにしろ、貴重な情報をありがとうございました。よく記憶されていてお答えいただきましたことに感謝いたします。 -
回答
No.4B.B.レインさんへ
B.B.レインさん、こんばんは
情報をありがとうございます。
> 30数年前のアウシュヴィッツ強制収容所の少女の物語で、思いだしたのは、
> わたなべまさこ先生の「蝶はここには住めない」です。
お教えいただいた「蝶はここには住めない」と「わたなべまさこ先生」で検索いたしますと、掲載情報が出て参りまして、それによりますと、掲載時期はぴったりで、ストーリーも記憶に近いような気がしております。たた、サイトの情報からは”読みきり”だったらしいことと、わたなべまさこ先生の当時の絵柄が、記憶と一致するような、しないような、自分ながら煮えきらない、もう一つ悩ましい感じです(笑)
是非、作品集を古本で入手して読んでみたいと思います。
お答えいただきまして恐縮です。ありがとうございました。 -
回答
No.5この物語では?
こんばんわ
私がピンときたのは「マルタとリーザ」。樹村みのりさん作。
結構社会派の作品を描く方です。
内容は、元強制収容所の看守の回想です。マルタという看守が、他の囚人とは違って強い意志を持つリーザを気に入り、なにかと目をかけてやリます。看守としての仕事というか、人間としての自分に、疑問をもち始めますがどうにもなりません。結局、瀕死のマルタを残して収容所を去っていきます。年月が過ぎ、新婚旅行の船の上でマルタに似た人を見つけ、過去を思い出してゆく、という話です。
潮出版、希望コミックス、「アザミの花」という単行本に収録。
‘79年12月号~‘80年2月号、「マンガ少年」
となっています。 -
回答
No.6ゴールデンライラックさんへ
ご返事が遅くなり申し訳ありません。
樹村みのりさんの「マルタとリーザ」ですね。え~とメモメモ。。
私の記憶より新しい作品ような気がしますが、樹村みのりさんでこのような作品なら読んでみたいと思います。樹村みのりさんって、けっこう硬派な漫画を描かれていますよね。
情報をありがとうございました。
いままで、心の片隅に引っ掛かっていた”このような疑問”について、持ってゆき場がありませんでしたが、今回、皆様からお答えをいただき胸のつかえが降りた心地です。本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。 -
回答
No.7間違っているかもしれませんが・・・
「フランチェスカの長い道」大岡まち子先生の、ではありませんか?昔週刊少女フレンドに連載していた・・・。この手の作品はみなさまが書いているように、いろいろありますが、これが一番描写も書き込みもしています。詳しくは知りませんが、若木書房の名作漫画総集ブックというコミックスの第1弾で収録されています。ページ数からしますと、おそらく4回ぐらいの短期連載です。主人公の髪が切られたり、母親が脱走中死んだり、恋人の片腕が手術で切られたりとかなりハードな(週フレでは)内容でした。ラストはそれでもハッピーエンドだったりしております?私も今年やっとある古本市で運良く入手出来ましたが、実は人気も高くて、いつもオークションで負けていた作品です。お近くならお貸ししますけど。ちなみに参考までですが、短編なら大和和紀先生のコミックス「ごきげんふたごちゃん」の巻末にもタイトルは忘れていますが(野バラのなんとか)、里中先生の作品とほとんど同じようなものが掲載されています。気が向いたらいかがでしょうか。
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回答
No.8Amazonにあります
初めまして
蝶はここに住めないの単行本はAmazonにあります。
一万近くと高額ですが…
東京の国立図書館にも置かれてますよ。
貸し出し及び閲覧が出来るのかは、わかりませんが。
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