復刊ドットコム相談室
あの本のタイトルが知りたい
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2004/05/12(返答 3件)
受付中
絵本。編み物の天才のおばあさんが蝶の模様におおきく編むとふわふわ飛び上がる。
30年以上前、小学校低学年のときに木造校舎の教室で読んだ絵本です。編み物の天才のおばあさんが孫にせがまれいろんなものを編み上げて、ついには蝶の模様におおきく編んだ巨大なマフラ-にのってふわふわ空をとぶ、というようなお話だったと思います。
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回答
No.1おばあさんの飛行機
佐藤さとるさんの「おばあさんの飛行機」ではないですか?
編み物が大好きなおばあさん、窓から入ってきた蝶の羽の模様を編んでみようと試みます。ところが不思議な事に、この模様を編み上げた所がふわふわと浮き上がってくるのです。これを見たおばあさんはこの編み方で肩かけを編み飛行機をつくって孫のいる街まで飛んで行きます。おり方がわからず困ったあげく毛糸をほどきながらおりるという場面もあったと思います。比較的手に入れやすい作品だと思いますが?いかがでしょうか? -
回答
No.2おばあさんのひこうき
ひゃんこさんの仰るとおり、佐藤さとるさんの「おばあさんのひこうき」で、間違いないと思いますよ。挿絵は、佐藤さんと名コンビの村上勉さんです。今でも売っているはずです。
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回答
No.3はごろも
佐藤さとるさんの話で、おばあさんの編み物が浮かび上がる話は(私が知る限り)2つあります。
一つは、ひゃんこさん、KYONさんのおっしゃる「おばあさんの飛行機」。
もう一つは「はごろも」という短編です。
「はごろも」の方は、編み物が浮かび上がる所で話が終わっています。初出は1966年。
「おばあさんの飛行機」の初出は1969年で、「はごろも」を下敷きに、その後のおばあさんの冒険へとお話がふくらんでいます。
分かる限りの収録書籍名と出版社を記します。
●「はごろも」
「そこなし森の話」:実業之日本社
「そこなし森の話」:講談社
●「おばあさんの飛行機」
「おばあさんのひこうき」:小峰書店
「佐藤さとる全集第1巻」:講談社
「おばあさんの飛行機」:講談社
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