復刊ドットコム相談室
あの本のタイトルが知りたい
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2004/05/11(返答 3件)
受付中
25年以上前の児童書、お父さんと少女が橋を渡って太平洋戦争時代へタイムスリップし、親元を離れ空腹で集団疎開生活を送る小学生たちを見る話。最後は空襲になり、父娘は空襲を避けるため再び橋を渡って現代に帰ってくる
疎開先の子どもたちは、みな空腹で、さつま芋や飴の絵を書いて空腹を紛らわしています。もう一度読みたいと思いつつ、タイトル、作者、出版社などまったくわからず、復刊投票も図書館での検索もできずに10年以上も経過してしまいました。ご存知の方、どうぞ教えてください。
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回答
No.1『糸井ちゃん せんそうのお話してあげる』
こんにちは、frannyさん。
書き込みを読んで、わたくしも幼少時(約30年前)に読んだ記憶があり、非常に気になりました。
検索の結果、タイトルは『糸井ちゃん せんそうのお話してあげる』と思われます。
しかし、当時読んだ書籍が“絵本”のような記憶もあってか、表題が全部ひらがなで “いといちゃん せんそうのおはなししてあげる” か、漢字交じり表記であったかは、定かではありません。
しかし、“いといちゃん”という名前は記憶に残っています。
内容は、frannyさんが記されたものと一致します。
イラストはモノクロの印象があります。
作品中の“現代の時代”は、昭和30~40年代前後の印象でした。
念のため、ネットで“糸井ちゃん”を調べましたら、以下の書籍の情報が検出されました。
『戦争児童文学350選 戦争を知らない子どもたちへ』(絶版)
著 作:石上正夫、時田功
価 格:1,260円(本体1,200円+税)
発行所:あゆみ出版
初 版:1980年12月
判 型:B6版 269ページ
この書籍は、タイトルからして恐らくはオムニバス形式、もしくは表題と粗筋のみを記載したものである可能性もあります。
わたくしの記憶にある 『いといちゃん~』 は、1冊の児童向け書籍(または絵本)でした。
記憶を頼りに検索をしたので、ひょっとしたら間違った情報かも知れませんが、お役に立てれば幸いです。
参考URL:http://members.jcom.home.ne.jp/tn_delamancha/sankou/sa-gyou/se_027.html
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回答
No.2ありがとうございます!
ラッシー&パトラッシュさま
すっかり遅くなってしまいましたが、書き込みありがとうございました。
おっしゃるとおり、私が探していた本は、
「糸井ちゃん せんそうのお話してあげる」
でした。たまたま私もラッシー&パトラッシュさんと同じサイトで
このタイトルを見つけ、図書館で内容を確認し、先日、古書店で
ようやく入手できました。
内容はほとんど覚えていると思っていましたが
細部は忘れていた部分もかなりあったので、
もう一度めぐりあえて本当によかったです。
自分の子供たちにも、読み継いでいってもらいたい本でした。
ありがとうございます。(^^) -
回答
No.3糸井ちゃんの記憶
frannyさまへ
「糸井ちゃん…」が見つかってよかったですね♪
わたくしも、あなたさまの書き込みを読んで、遥か昔(幼年時代)を思い出しました。
“糸井ちゃん”の記憶がおぼろげながらに思い出されてきました。
わたくしが幼かった頃(1960年代中期~1970年代初頭)は高度成長期で、いわゆるモノがない時代ではありませんでした。
しかし「終戦」「敗戦」といったものがまだまだ“古くなく”、そして、祖父母・親世代がリアルタイムで戦争を体験している…そんな時代でした。
わたくしもfrannyさまの書き込みがきっかけで、そんな幼かった頃を思い出しました。
わたくしこそfrannyさまに感謝いたします。
PS.親から子供・祖父母から孫へ読み継がれたい作品ですね。
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