復刊ドットコム相談室
あの本のタイトルが知りたい
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2004/04/28(返答 2件)
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25年前の高校の国語の教科書に載っていました。友人の部屋に忍び込み蝶の標本を盗んだ少年の話。ジュール・ルナール?
25年前の高校の国語の教科書に載っていました。
主人公は思春期の少年です。
彼は、友人の持っている美しい蝶の標本をどうしても見たくて(一度見せてもらったのですが再び見たくて?)、友人の部屋に忍び込みます。
引き出しをあけてその蝶を見て、、、
その時に誰かが部屋に近づいてきて、思わずその蝶の標本を服のポケットに入れて、部屋から(窓から?)逃げます。
蝶はポケットの中で、無惨にもくしゃくしゃになってしまいました。
のちに蝶がなくなったことが学校で話題になり、主人公の少年は勇気を出して、自分が盗んでしまったことを友人に告白します。
ひどくおこられるかと思っていたら、友人は冷ややかな態度を取り、怒ることはありませんでした。
主人公の少年は、この友人に対し、「非の打ちどころのない悪徳」を感じ、また自分に対しても、ひどく自己嫌悪を感じてしまいます。
このような話なのですが、どなたか題名を御存知ありませんか?
教科書に載っていたものですから、短編なのかもしれないし、あるいは長篇小節の一部分なのかもしれません。
もしかしたら、ジュールルナールではないかとも思ったのですが、検索してみましたが、見つかりませんでした。
よろしくお願いします。
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回答
No.1「少年の日の思い出」
教科書に載っていたのであれば、ヘルマン・ヘッセの「少年の日の思い出」だと思います。(改稿前の別バージョンもあるようなので)
部屋の明かりをつけると窓の外が暗くなった、というような場面を憶えています。
2004/04/28
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回答
No.2Re: 「少年の日の思い出」
あ、それです!
ヘルマン・ヘッセだったんですね。
ありがとうございます。
もう一度読みたいと思っていたんです。
タイトルがわかってよかったです。
本当にありがとうございました。
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