日本の脊稜山脈に居を定め移動を事とした轆轤師が数世紀にわたって構成した聚落は一万に及ぶという。山村の創造に光をあてた古典的基本文献。 ※本書はオンデマンドによる復刊となります。 内容についてはオ...

アウシュヴィッツに象徴されるユダヤ人虐殺の本質とは何か。歴史学における＜表象＞の問題を中心に展開された白熱のシンポジウムの成果。

非神話化提唱によって第二次大戦後の西欧精神界に衝撃を与えたイエス解釈。 生きることの実存的解釈を提示した問題の書。

新年に餅を供え食べることを拒否する餅なし正月の習俗を緒口に、イネの文化に対抗する異系異質の文化体系を立証。日本人のもう一つの世界観を探る。

美学の古典、カント『判断力批判』を鮮やかに読み替える。美の分析論の言説を駆動しているポリティカル・エコノミーとは何か。その体系と他者とは。

アメリカ、ヨーロッパの第一線の思想家たちが寄稿したカント論集。マーサ・ヌースバウム、ユルゲン・ハーバーマス、トーマス・マッカーシー他。

解釈学の巨匠に若き学徒が挑戦的に問いかけた哲学対話。ガーダマーの思考を現代哲学の地平においてとらえ直し、その生涯を明快に浮かび上がらせる。

ドイツの市民的解放の障害となった後退的・中世的・カトリック的なドイツ・ロマン派に対する論駁の書。ハイネの名高い文明・社会批評の書。

旧東独に留まりながらヨーロッパの歴史を拠りどころに強靱な批判精神を発揮した劇作家H・ミュラーの注目のテクスト集。 「タイタス解剖」他も収録。

社会人類学の古典とされる名高いトロブリアンド諸島調査のもっとも初期においてなされた調査報告で、島人の信仰面を照射する。

MIT人工知能研究室でロゴプロジェクトを率いる著者が、ロゴの教育理念とコンピュータによる子供の創造性開発の可能性を語る。