人々の内なる人生に密かな影響力を及ぼしてきた呪術・占星術など＜隠秘の学＞を380余の図像を集め学術的な謎解きを展開する。 正統な科学のかたわら過去数世紀にもわたって、呪術・占星術・錬金術など＜隠秘の学...

新版象徴哲学大系全4冊の第IV巻。 錬金術とはそもそも何か。その象徴体系に封じ込められた無限の生命と力と叡智-- 人間精神の深層におり立ち、秘教哲学の観点から文明のあるべき全体像を問い直す。 邦訳初...

新版象徴哲学大系全4冊の第III巻。 古代ヘブライの秘密教義「カバラ」における天地創造説や独特の宇宙観と、その流れを汲み、古代、中世を経て現代まで脈々と続く「薔薇十字団」や「フリーメーソン」などの謎を...

「岩波オンデマンドブックス」シリーズにて復刻決定！ 13世紀ペルシャの詩人ルーミーは深遠な神秘主義的実在体験を美しい詩的形象に結実させた。彼が親しい門弟や訪問客たちに語った言葉を記録した本書は、こ...

十月革命の直前にレーニンが発表したマルクス主義国家論の代表作。プロレタリアートは革命に際して既成の国家機構を暴力的に粉砕し、新しいプロレタリアート独裁の国家を樹立しなければならないことを明らかにした。

くわしくは「世界観の諸類型と形而上学的諸体系に於けるその形成」と題して、ディルタイが、その生涯の最後の年に公にした重要な文献。

本書は、嘉祥大師（549-623）が三論すなわち竜樹の中論・十二門論および提婆の百論の要旨を簡明に説き、般若思想の精髄を発揮した一種の仏教原論であり、古来空観哲学の入門書として研究家必読の書とされる名著...

「天下の大乱は虚之勝ちて実行衰ふるに由るなり」。貨幣経済が活発化し、都市、農村で民衆がしきりに活動する中国明代に生まれた陽明学の代表的な著作。佐久間象山ら明治維新の担い手たちにも大きな影響を与えた。