古代神話・伝承の宝庫『出雲国風土記』を、日本史学・日本文学・日本語学の研究者が学際的に共同研究した成果をまとめた書。 ※カバー画像は原本のものです。

日本史上英雄と目される人物、田村麻呂・道真・将門・義経・時頼・正成・信長・秀吉等々の伝説化の経緯を、社会の動きと関連させ、新見を示し詳述、伝説研究に新分野を開く。

上代文学の表現に関し、大陸文学摂取享受の状態を、敦煌文書その他の資料を利用、出典論の立場から比較文学的方法により、巨視的微視的に考察した雄篇。上巻は古事記・日本書紀・風土記中心のいわば上代散文編。中巻は...

上代文学の表現に関し、大陸文学摂取享受の状態を、敦煌文書その他の資料を利用、出典論の立場から比較文学的方法により、巨視的微視的に考察した雄篇。上巻は古事記・日本書紀・風土記中心のいわば上代散文編。中巻は...

上代文学の表現に関し、大陸文学摂取享受の状態を、敦煌文書その他の資料を利用、出典論の立場から比較文学的方法により、巨視的微視的に考察した雄篇。上巻は古事記・日本書紀・風土記中心のいわば上代散文編。中巻は...

歴史の教科書に登場する『南海寄帰内法伝』。義浄が著した7世紀インドの衣食住にわたる戒律の実態。その第一級資料を正確にわかりやすく現代語訳に。 ※カバー画像は原本のものです。

隼人＝「夷狄」とする従来の歴史観に疑問を呈し、律令国家によって征服対象とされた彼らの抵抗と戦いの歴史を描き、律令政府の支配論理を解剖する。 ※カバー画像は原本のものです。

縄文土器はどのようにして作られたのか。粘土の採取から完成までをわかりやすく解説しつつ、現時点で考えうる当時の土器製作工程を再構築する。 ※カバー画像は原本のものです。

千葉県史、千葉市史、飯田市歴史研究所創立などに関わったことから、地域社会の研究・叙述の方法を考え、地域史料の調査法に関する論議をまとめた。 ※カバー画像は原本のものです。

南北朝・室町期の畿内近国における管国組織の復原を企て、守護所・郡代役所等の配置、守護・守護代・郡代らの補任沿革を精細に考証し、守護領国制概念の復権を説く。

独自の概念とシステム構成で、政治の多様なプロセスに踏み込み、その構造を把握する筋道を明らかにする。