「国際資本移動の規制を柱とする金融のグローバル化への批判」「債務国に過度の調整負担を課すことがない国際協調」という視点をケインズが堅持していたことを明らかにし、彼の国際経済論の現代における意義を問う。

近代化を準備した近世から現代までの日本経済の展開を、一国の歴史としてではなく、各時代の国際経済システムの中に位置づけて説明。 バランスの取れた統一感ある記述、年間30回の講義に対応した章構成からなる教...

なぜ我々は税金を納めるのか？ 誰でも知っている歴史的な事件の裏にはよく税金が関係しているという驚くべき事実などを紹介しながら、ユーモアに満ちた語り口で人類と税金の歴史を語る。

20世紀の経済学に大きな影響を与えた理論経済学者・ナイト。 資本主義の原理を追究し、企業経営の本質に迫り、営利の源泉を喝破した主著にして名著を新訳で刊行。

巨額な財政赤字を抱える日本において、消費税率の引き上げなどの税制改革の議論は常に重要である。 財政学・公共経済学における研究成果に基づいた中級のテキストである本書は、実際の議論にも大きな示唆を与える。...

近代経済学という学問の理論的な枠組みをその誕生に遡って再検討し、経済学に新たな理論的活力を賦与することを意図した意欲的成果。 新古典派理論の自己批判を通してケインズ経済学の発展をめざした経済学説史。

古典派経済学者D.リカードが提起し、以後二〇〇年に亘って未解決だった問題がついに解かれた。 貿易理論の枠組みの大転換であり、TPPをはじめとする現実の貿易政策に対しても大きな意味をもつ画期的研究成果。...

中国から見た明治維新。 その先進的姿勢は、現在の中国経済の急速な発展につながっていた。 坂本龍馬、西郷隆盛、大久保利通、渋沢栄一、大隈重信、山縣有朋など、明治維新を彩った数多の偉人たち。 維新...

19世紀末以来、台湾・朝鮮、満洲を実質的に植民地化した日本は、鉄道による効率的な物流網を築こうとした。 創出された朝鮮内の市場がどのような特質を持って成長し、各地域間で分業体制を築いたのか。帝国内の米...

「経済物理学」の専門書は、文系向けの啓蒙書・解説書がほとんどの中、理系対象に解説された専門的な和書は、本書が初めてでしたでしょう。 そんな名著をこのたび、著者協力のもと全面的に見直し、多くの読者のご要...

太平の世を謳歌する大都市・江戸。その発展を支えたさまざまなしくみを図やイラストをたっぷり使って解説。 武士や庶民の生活からお金と商売の事情まで。歴史好きのための教養絵本。

アジア・アフリカの広大な諸地域に展開し、人々の移動と経済・文化の交流によって、世界史の中に多層の国際的流動社会を形成したイスラム世界。 その歩みを、形成・展開期の7～10世紀を中心に考察する。

日本マクドナルド創業者・藤田田幻の名著復活！ ユダヤ商法の定石さえ守れば、金儲けなんか誰でもできる 巨万の富を築きたい人必読！ 多くの経営者に影響を与えた大ベストセラー 幻の名著復活 私...