ゲルマン諸語のなかで最古の文献を残しているゴート語。日本初の入門書。現代英語のより良き理解にも大いに有用。待望の復刊。

分身、タロック、夢の交感。至高の神秘小説。 プラハのユダヤ人街に住む「ぼく」は、ある日、謎の人物の訪問を受け、古い神秘書の修繕を依頼される。が、どうやらその男は33年ごとにユダヤ人街に出現するゴー...

白水社創立百周年 記念復刊！ ▼収録作品 ◇短編と反古草紙（追い出された男／鎮静剤／終わり／反古草紙） ◇死んだ頭（断章「未刊の作品より」／たくさん／死なせる想像力よ想像せよ／びーん） ◇な...

サルトルの実存主義、ベネットの不条理劇、ジュネの同性愛の美学・・・・かつてない視点で読み解いた、画期的なシェイクスピア論！ピーター・ブルックも絶賛する名著、他いぼ王の新装復刊。

教会裁判によって異端の判決を受け、破門・火刑に処せられるまでの審理の全過程を記した裁判記録の全訳。「オルレアンの乙女」の真実と実像を解明する。

女優のブロマイド、天体図、貝殻などが箱に収められた作品を、生涯に800点以上制作。 多くの芸術家に影響を与えた人物の評伝。没後50年。

「蔵書というプリズム」を通して凝視する試み 血まみれの暴君は「本の虫」でもあった。膨大な蔵書と頁上の書き込みを精査し、思想と政治に及ぼした影響から人格の内奥にまで肉薄。

「父」「令嬢ジュリー」「ダマスカスへ第I部」「罪また罪」「死の舞踏第I・II部」「幽霊ソナタ」収録。絶えず変貌する魂の遍歴を刻みつけた6編。

十七世紀の哲学者がいかに生き、論じ、受容されたのか。 改訂新版ではスピノザが『神学政治論』で日本について言及した箇所も考察する。

フルトヴェングラーに見出され、アメリカで大成功を収めた、ロシア人名演奏家による自伝的回想録。チェロと人生を限りなく愛したボヘミアンの半生が高らかに謳いあげられる。名演奏家の自伝的回想録　著者グレゴール・...

ナチ時代の負の過去をいかに次の世代に伝えるか。歴史認識と歴史教育をめぐる戦後ドイツの歩み。

ドストエフスキーの世界の中心は自由の理念である。自由のなかにおかれた人間の運命を追究した、炎の如きデュオニソス的世界の秘密を解明した書。