大正8年創立50周年を記念して編纂された海軍兵学校半世紀の編年史。兵学校の諸制度とその人事構成および教育内容。入校性名簿と卒業者名簿。大正8年までの入校者及び卒業者名収録。日本海軍を研究する重要資料。

下巻は、参謀次長時代、第六師団長時代、台湾総督時代（統治策と諸施設、教育令の発布、鉄道、道路問題等）明石総督薨去、晩年の明石将軍の談話等を収録。日本の植民地統治については重要資料である。

日露戦争の際、欧州においてレーニン等ロシア革命派を援助して帝政を揺るがし敗戦の端緒を作ったことは日本軍20万に匹敵すると評価された。後に在韓憲兵司令官、植民地治安政策を確立。台湾総督、家系、朝鮮時代まで...

二度の組閣を果たし、第二次政権時には関東大震災の復興事業を推進し、帝都復興院総裁に後藤新平を任命し、帝都の復興にあたらせた山本の伝記。 下巻は、軍事参議官時代、内閣総理大臣時代、薨去、追懐記等を収録。...

若くして明治海軍の制度の更新、軍備の拡充に当り、日清戦争は海軍大佐として活躍。日露戦争時には海軍大臣として東郷を長官に推挙し、決定的勝利の舞台裏の指揮をした。 上巻は、幼少時代、修行時代、佐官・将官時...

三度の内閣を組閣し、台湾総督や大蔵大臣等、常に国家の中枢に位置し続けた桂太郎の生涯。 坤巻は議会との関係をはじめ、対露交渉、日露戦争時代、講和会議、第二次内閣、韓国併合、外遊と内大臣時代、第三次内閣、...

明治戊辰前後より大正初期に至るまで国家の要職にあり、あらゆる歴史的大事件に参画した公の生涯。 乾巻は家系、維新時代、明治時代、陸軍の軍政改革時代、第三師団長時代、日清戦争時代、台湾総督時代、陸軍大臣時...

本書は公刊と同時に発禁となったものを主体とし、付録に外務省の極秘資料を集め、さらに陸奥文書中より資料を補足。これにより「蹇々録」「日本外交文書」に加え、新たに研究資料を提供。付録・日清戦争交渉事件記事。...

山本伯実歴談は、文字通りの大将の直話を編集した秘録で、日本海軍の父が赤裸々に語る海軍建設史。他の二編も極秘資料の「八八艦隊造成」までの経緯を明らかにし、明治40年代決定の国防方針に関しては唯一の資料。

下巻は、筆者自身の体験を基礎とした重要な歴史的事件の記述と1905年の第一革命、1917年の第二革命により帝政ロシアが没落の運命をたどる裏面、等。

中巻は、この時代にロシアを支配していた、官僚政治の特徴と、重要な政治家・軍人等の個々の人物に対する政治的・歴史的役割の解明、それらの人物に対する筆者の鋭敏な批判的視察。

セルゲイ・ユリウィチ・ウイッテ伯がロマノフ朝最後の二帝の治世中において最も偉大な政治家であったということは疑う余地がない。回想記全3巻。上巻は、19世紀末から20世紀の初頭にかけての帝政ロシアの政治的・...

12. 萩事変諸士伝 13. 思案橋事変諸士伝 14. 秋月事変諸士伝 15. 福岡党諸士伝 16. 薩軍諸士伝 上（貴島・奇兵・振武・行進・干城・正義・雷撃・常山・破竹・鵬翼隊他） 17. ...

1. 党薩隊上（熊本・協同・竜口・人吉隊） 2. 党薩隊中（飫肥・佐土原・延岡・高鍋・福島・都城隊） 3. 党薩隊下（中津・報国隊） 4. 党薩諸団（越智武部党、町田党、各地有志家の行動） 5....

5. 御船、健軍、保田窪、大津方面の戦闘 6. 人吉、及、佐敷、大口方面の戦闘 7.鹿児島方面の戦闘 8. 豊後方面、及、三田井方面の戦闘 9. 都城方面の戦闘 10. 佐土原、宮崎、高鍋、美...

1. 西南戦役前に於ける形象（鹿児島県政改革問題、刺客問題他） 2. 熊本方面の戦闘（官軍の出動、薩軍の出動、熊本城長囲と薩軍の行動他） 3. 植木・高瀬・田原・山鹿方面の戦闘 4. 八代、松橋、...

4. 樺太問題 5. 大阪会議 6. 江華湾事変 7. 佐賀戦記 8. 熊本戦記 9. 秋月戦記 10. 萩戦記（萩戦争の起因、萩戦争、長兵敗後の情勢、思案橋の変） 11. 私学校（私学校...

1. 征韓論上（日本と韓国との関係、仏米独と韓国との関係、幕府と対韓問題、征韓論の起因、清国と韓国の関係） 2. 征韓論下（対外政策の活動、遣韓大使論、西郷派と木戸大久保派との関係、征韓論の分裂他） ...