ぱびえんさんのページ 復刊リクエスト投票 八月の砲声 【著者】バーバラ・W・タックマン テロが始まった2001年、私達日本人は、国際社会における自らの位置づけを確立できないまま、時間が流れていく。このあやふやさは何か?現代の戦争があまり「血なまぐさくないように見える」ことから、現実性を帯び難いという道具としてのメディアの問題が大きいと思うが、それ以上に、日本人が戦争というものからあまりにも時間的・歴史的に遠い場所にきてしまったのだと思う。しかしながら、歴史を振り返り見直す作業は続けていかねば後世の社会を担う人たちが何をサンプルにより住みやすい社会をつくっていいのか解らずさまよわせてしまう。そのためにも、本書は20世紀の国際情勢を再検討する重要な歴史資料であると思料する。(2001/12/12) あめりか記者修業 【著者】鳥越俊太郎 確固とした意志を持ったジャーナリストが非常に少ない日本で、鳥越氏は記者としての美学を追求し続ける、現場主義の人だ。彼がまだ若かった頃に、どのように異文化と接し、プロ魂に刺激を得たのか、非常に興味がある。もし復刊が実現するのであれば、今の鳥越氏が当事のご自分を見つめてどう思われるのか、書いていただければ読者として2度味わえて、幸せに思う。(2001/12/12)
復刊リクエスト投票
八月の砲声
【著者】バーバラ・W・タックマン
現代の戦争があまり「血なまぐさくないように見える」ことから、現実性を帯び難いという道具としてのメディアの問題が大きいと思うが、それ以上に、日本人が戦争というものからあまりにも時間的・歴史的に遠い場所にきてしまったのだと思う。
しかしながら、歴史を振り返り見直す作業は続けていかねば後世の社会を担う人たちが何をサンプルにより住みやすい社会をつくっていいのか解らずさまよわせてしまう。
そのためにも、本書は20世紀の国際情勢を再検討する重要な歴史資料であると思料する。(2001/12/12)
あめりか記者修業
【著者】鳥越俊太郎
彼がまだ若かった頃に、どのように異文化と接し、プロ魂に刺激を得たのか、非常に興味がある。もし復刊が実現するのであれば、今の鳥越氏が当事のご自分を見つめてどう思われるのか、書いていただければ読者として2度味わえて、幸せに思う。(2001/12/12)