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  • 中国の城郭都市 殷周から明清まで(中公新書1014)

    【著者】愛宕元(おたぎ はじめ)

    城…戦国好きにはたまらない響きである。大阪城、名古屋城、白鷺城、etc…。威風堂々とそびえ立つその様は、武将の権力の象徴であった。
    この狭い日本ですらあの大きさ、んなこと言ったら広さも人口も桁違いの中国では、どれほどの城やねん…と思うのが自然ですよね。 …あれ?天守閣は?堀は?中国の城郭都市は、規模はともかく、日本とかなり違うんで迫力無く思うかもしれません。しかし、冷静に考えてみるならば、これが正しい城の形だと気づくはずです。城とは将軍一人を守るのではなく、都市の市民全体を守るものです。一つの都市をすっぽりと覆う広大な城壁、三倍の兵力をもってすら落とすのは困難といわれたその都市郡は、どういった形で、どういう機能を持つように作られたのか、この本は教えてくれます。中国における、長い歴史の攻防の中で変遷してきた都市の世界へ、いざなわれてみたくありませんか?(2003/05/01)

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