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著者 | 頼 東進 (Lai Tung-Chin)著/納村 公子 訳 |
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出版社 | 小学館 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784094054781 |
登録日 | 2025/03/31 |
リクエストNo. | 77524 |
リクエスト内容
出版社内容情報:窮極の逆境を生き抜いた少年の驚嘆の記録
著者は乞食の家庭に生まれ、父は全盲、母と上の弟は知的障害者であった。一家は物乞いをしながら暮らしを立て、十年間も墓場を寝床にしていた。三度の食事にも事欠き、犬の餌をあさるような逆境の中でも、長男である著者は勇気と希望を失うことはなかった。勉強し、仕事に励み、家庭の面倒を見続けたのである。学校では模範生に、職場では工場長にまでなり、ついに家族全員の生活を安定させることができたのだった。
内容説明:
「私は乞食だったことを恥じていない。」物乞いをし、墓場に寝て家族のために生き抜いた。奇跡の人生、驚嘆と感動の自伝。これは著者の成長の物語であり、家族全員で助け合って歩んできた血と涙の真実の記録である
目次:
第1章 放浪の幼年時代(父と母のこと;放浪の乞食は、けがをしてはならない;姉と二人で獅子を舞う ほか)
第2章 乞食の子、学校に上がる(放浪をやめる;はじめての登校日;姉の犠牲 ほか)
第3章 就職、恋愛、そして結婚(人生の礎石;お嬢様と乞食の子;思いの深さ ほか)
頼東進[ライトンジン]
1959年3月20日、台湾台中県東勢鎮に生まれる。弾き語りをしながら放浪生活を送る父とともに住まい定めず点々としたのち、10歳で小学校に入学。両親ときょうだいの面倒をみながら苦学して中学および台湾省立高等工業学校へ進む。防火システムメーカーに就職し、部長兼工場長として活躍する。現在、各種機械の修理業を営むかたわら、修平技術学院で電機技術を学んでいる。1999年、台湾各界で活躍する青年10人に贈られる「十大傑出青年」に選ばれる
納村公子[ナムラキミコ]
1955年東京生まれ。1975年武蔵野美術短期大学卒業後、中国の山西大学に留学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
私もどうしても読みたいのですが、図書館にもないようです。古書店でも探していますが、なかなか見つからないしやっと一冊見つけたら古くてかなり状態が悪くなっていました。復刊をお願いいたします。
投票コメント
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若い頃に読んだ年上の知人から勧められました。「著者は父親が全盲、母親が知的障害者で子どもが12人という家族の長男。墓場で寝起きし、犬の餌を漁る。町や村を回り食べ物を物乞いする。2歳頃から父親について物乞いし、「普通の子のように学校に行きたいと願った」頼氏が10歳でやっと学校に行くが、姉は売られて、彼はいじめに遭う。それでも乞食を続け残飯を調達し家族の世話をし睡眠時間は3時間。その合間に必死に勉強しスポーツも優等生。学校卒業後は自らの力で生活を支えて、、」と聞いています。GOOD!1
私もどうしても読みたいのですが、図書館にもないようです。古書店でも探していますが、なかなか見つからないしやっと一冊見つけたら、古くてかなり状態が悪くなっていました。(レアすぎるのか高額でした。新品を買いたいです。)復刊をお願いいたします。 (2025/03/31)
読後レビュー
NEWS
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2025/03/31
『乞食の子』(頼 東進 (Lai Tung-Chin)著/納村 公子 訳)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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