2 票
著者 | エーリッヒ・フロム |
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出版社 | 東京創元社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784488006525 |
登録日 | 2024/04/20 |
リクエストNo. | 76011 |
リクエスト内容
出版社のホームページより引用
著者が自身のマルクスとフロイトとの出会いについて語る、自らの思想形成の告白。二人の思想体系の差異、そして矛盾を、いかに解明・統合するかの苦悶の自叙であると同時に、時代の苦悩と未来への模索を方向づける1冊。
投票コメント
全2件
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「自由からの逃走」「生きるということ」「愛するということ」GOOD!1
などがベストセラーになる中、それらフロムの思想の根底となる点が一体どのような流れを汲んできたのかを知るものは少ない。
本書では、それらフロムが何に影響を受け、社会分析を行ってきたかを自ら明瞭にすることで、前述の図書の主張、ロジックを具現化させると共に、思想史におけるフロムの仕事とその立ち位置を明確にする書籍である。
またそれだけでなく、本書は前述の3冊にて語り切れなかった鋭い人間とその社会に対する分析も含まれており、それほどのものであるのにも関わらず、ここ半世紀以上の間重版が為されなかったことが非常に残念である。
そのため、私はこの書籍の復刊を希望する。
また、「自由からの逃走」以上に冴えた舌鋒で社会分析を行った「人間における自由」(1955)も同時に復刊希望する。 (2024/04/20) -
未読ですが、内容的にフロムの原点ともいうべき作品です。GOOD!0
ぜひ読みたいです。 (2024/04/20)
読後レビュー
NEWS
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2024/04/20
『疑惑と行動 マルクスとフロイトとわたくし』(エーリッヒ・フロム)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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千夜千読