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うらなり先生




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得票数 2

著者 川本啓介
出版社 夕刊デイリー新聞社
ジャンル 文芸書
登録日 2016/01/04
リクエストNo. 62728

リクエスト内容

松山でおとなしかった先生は赴任先の延岡中学で、やくざとけんかもするし女性にももてる熱血教師に変身した。
夕刊デイリー新聞社に連載された小説で既に絶版。

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投票コメント

全2件

  • 私はうらなりさんはまるで自分のようだと思っています。子ども時代は坊っちゃんで学生時代は三四郎で卒業したらうらなりさんになってしまった。他人のようには思えない。そのうらなりさんがその後どうなったか気になります。 (2021/02/17)
    GOOD!1
  • 検索してもほとんど出てこない幻の小説。是非読んでみたいです。 (2016/01/04)
    GOOD!1

読後レビュー

全1件

  • いにしえの延岡中学

    本書とは、延岡高等学校同窓会(延友会)で出会いました。
    ここに来るまでちょっとした物語があったのです。私の祖父は明治に延岡中学校を卒業したと叔父たちから聞かされておりました。同窓会を尋ねれば詳しい情報がわかるのではと思い訪問。幸い、戦後に発行された同窓会名簿があったので確認はとれたのですが、このとき、会館には「うらなり先生」の上下巻があったのです。 
     実は・・・我が家には「うらなり先生伝説」が祖父から言い伝えられており、なにか分かるのではと、早速同書を拝見させてもらいました。その後いろいろあったのですが、延岡市立図書館から貸し出しが可能であることがわかり、図書館間の貸し出しの制度を利用でき、やっと読むことができました。
     そこには、まぎれもなく、延岡中学校第1期から明治期に卒業された全員の名簿が引用されており、第5期に祖父。第1期生にはかの若山牧水の名前もあったのです。そして、祖父の姉の嫁ぎ先(牧水の同期の友人)も・・・
     本書は・・・細かい取材をへて執筆されたとのことで、私が知りたかった当時10代であった祖父の「父(曽祖父)」が仕事をしていたとされる槙峰鉱山の話題も書かれていました。インタビュー・史実・創作など混じっているとはいえ、明治末期のまさに「うらなり先生」が延岡にやってきたその時代が生き生きと描写されています。また、同書の記述をヒントに・・・我が家の「うらなり先生」伝説の謎が解けたことも付け加えておきたいです。
     歴史書なのかエッセイなのか・・・ジャンルは不明ですが、本書は末代まで残してほしい一冊だと思います。残念なことに国会図書館ではヒットせず、現在、読む方法は延岡私立図書館や、同窓会で保有している2セットくらいかもしれません。 (2022/12/22)

    GOOD!1
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NEWS

  • 2016/01/04
    『うらなり先生』(川本啓介)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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