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著者 | マイ・シューヴァル、ペール・ヴァールー |
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出版社 | 角川文庫 |
ジャンル | 文芸書 |
登録日 | 2015/10/08 |
リクエストNo. | 62425 |
リクエスト内容
「87分署」シリーズと並ぶ刑事物の古典。「ロセアンナ」と「笑う警官」以外は流通していない。
投票コメント
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何としても10巻通して読みたいものだ。 (2015/10/08)GOOD!1
読後レビュー
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往時のスウェーデンに想いをはせて
SDGSの現代でこそ様々に語られるが、翻訳時は神秘なイメージにまとわれた、ちょっと謎めいた国だったスウェーデン。
今作は、まだ後進国で貧しかったであろうスウェーデンの豊かな自然と美しい風土、陰影に富んだ街並みなどのイメージを私に膨らませてくれる。
中年の悲哀と陰鬱を身にまとうマルティン・ベックと、魅力的な同僚たちに魅せられて、一気に全10作を読んでしまった。特に人間味あふれるレンナルト・コルベリ刑事のキャラが大好き。作品としては8作目の「密室」がユーモア、アイロニーに富み、どこか痛々しかったベックの人物像がレアという理想的なパートナーに出会うことで、彼の閉塞感を救い出す兆しを感じさせてホッとする一作だ。
とても期待した新訳シリーズも途中で打ち切られてしまった。何とか死ね前に新装版のマルティン・ベック全10作を見たい。 (2023/01/28)
NEWS
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2015/10/08
『「刑事マルティン・ベック」シリーズ』(マイ・シューヴァル、ペール・ヴァールー)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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トド