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野性伝説　羆風　全3巻

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得票数　18票

著者	戸川幸夫/矢口高雄
出版社	講談社
ジャンル	コミック・漫画
ISBNコード	9784063605853 9784063605952 9784063605969
登録日	2009/01/25
リクエストNo.	45409

リクエスト内容

戸川幸夫・矢口高雄による「三毛別羆事件」という実際に起こった事件を漫画家した作品です。

「三毛別羆事件」はヒグマが人を襲った事件であり。日本史上最大最悪、一頭のヒグマが起こした事件としては世界でも例を見ない規模・残虐性を持った事件と言われています。

この作品は1995年8月から1998年11月号にかけて月刊誌「ビッグゴールド」（小学館）で連載された「野性伝説シリーズ」の一つとして単行本化され。
後に講談社から2003年に新装版が出されますが、現在は品切れが相次いでおり、再販もされていない状態です。

投票コメント

全18件

人気順新着順

みー0205

矢口先生の生き生きとした自然描写のファンで、全巻集めています。文庫本版が上中下と出ているのですがプレミアがついてしまっていて、下巻だけで6000円もしてしまい、庶民にはとても揃えられるお値段では無いです。。
是非再販を願います。 (2017/07/05)
GOOD!2
ゆり

アイヌでは熊を神様と位置づけていますが、人を襲った熊は人間をエサとみなすことから、必ず仕留めるそうです。そんな北海道へ、なんの予備知識もなく訪れた開拓民が、粗末な住居と厳しい自然環境の中でさらなる悲劇を招いてしまい、人として生きるすべをなくした「三毛別羆事件」は後世に伝承すべき作品です。本州にはいない巨大なヒグマを目の前にして、当時の開拓民はどんなに恐ろしい思いをしたことでしょう。
矢口高雄は、漫画の神様・手塚治虫から「上品なおもしろさが描ける少年漫画化」と評され、国語の教科書に自身の漫画掲載を許された人でもあります。優れた原作でも漫画化で精彩を欠けてしまう作品がありますが、矢口高雄の動物や自然描写は定評があります。あれほどの画力を持つ漫画家は、もうあらわれないでしょう。
過去に再刊されてもすぐに売切れてしまい、今では高値がついて手に入りません。図書館にもありません。アイヌのヒグマ打ちの継承者がいなくなってしまった今、その惨劇を決して忘れないように、是非復刊してほしいです。 (2015/07/06)
GOOD!2
たこすけ

数年前にモデルとなった三毛別羆事件を知りました。この事件は映像化も何度かされてますがあくまでもヒトから見た視点で描かれる吉村昭氏の羆嵐が原作になっていることが多いです。そんな中で戸川幸夫氏の「熊荒れ」が原作で矢口先生により漫画化されているとしり非常に興味を持ちました。、羆からみた視点が一体どんな風に描かれているか是非読んでみたいです。 (2013/09/15)
GOOD!2
スト

小説は購入したが、ぜひ、矢口さんのマンガを見たい。
元来、矢口さんの描く自然像がすばらしいから。

古本で入手しました。
内容もすばらしく、当時の事件の恐怖感が見事に表現されています。
であるがゆえに、文庫版ではなく、もう少し大きいサイズで発刊してもらいたい。
保存すべき作品だと思います。 (2010/04/10)
GOOD!2
ぴこいち

最近、昔北海道の開拓地で起きた凄惨な人喰いクマの話を知りました。
文章による詳細は幾つか目にしましたが、漫画などは見たことが無く、少し怖い気がするけれど、もっと知っておきたいと思いました。
今、北海道の道東に住んでおり、自然界の驚異を少なからず感じているところです。どうぞ、よろしくおねがいいたします。 (2009/02/18)
GOOD!2