4 票
著者 | 芝木好子 |
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出版社 | 講談社 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784061840317 |
登録日 | 2007/01/02 |
リクエストNo. | 37357 |
リクエスト内容
「湯葉」「隅田川」「丸の内八号館」は芝木好子の自伝三部作と呼ばれ、昭和初期の浅草に生きる少女を描いている。
芝木好子の描く女性は魅力的で、作品世界も暖かくも澄んだ美しさがあり上品だ。男女問わずあらゆる世代の人々に受け入れられる作家だろう。
バラバラで収録されている本もあるが、三部作というからには一冊にまとめた講談社文庫版がいい。
投票コメント
全4件
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「湯葉」を最初に眼にしたのは、進学塾の中1国語テキストにそのさわりの部分が問題文として掲載されていたからだ。何かよい例文はないか探してパラパラめくっていたら、一瞬眼に留まり、釘付けになった。中1の子たちにこの文のよさがわかるのか首を傾げたが、感受性の強い子なら、この居住まいを正した文に、何か「感じる」ことができるだろうと、思い直したものだ。「感じる」かどうかは、年齢や経験とあまり関係がないからである。この作品は読み手を選ぶ。 (2007/01/25)GOOD!1
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高校時代に模試の復習で「隅田川」の一節が出た。文章は清楚で美しく、その時代を目の前に浮かび上がらせるようだった。GOOD!1
「もっと続きが読みたい。」
と思ったのは私だけではなかったようだが、残念ながら絶版。
復刊を願うと同時に、もっと多くの人に読んで頂きたいと思います。 (2007/01/02) -
若いころに数冊読みましたが未読のものも多く年齢を重ねた今ぜひ手にしてみたいと思いました。 (2016/01/08)GOOD!0
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芝木さんの作品はとても素敵なのに、殆ど絶版で手に入らないから。 (2012/01/12)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2007/01/02
『湯葉・隅田川・丸の内八号館』(芝木好子)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
renqing