12 票
著者 | Henry W. Ott |
---|---|
出版社 | ジャテック出版 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784501329709 9784880440552 |
登録日 | 2006/01/18 |
リクエストNo. | 32252 |
リクエスト内容
電磁気ノイズ対策の本は数あれど、その多くからreferされている「EMCのバイブル」。原書はこちら:http://www.hottconsultants.com/book.html
本書は数学的な解説を最小限に抑え、浅く読めばとりあえずノイズを抑制する方法を、深く読めばノイズ対策の原理までも学ぶことができる。最新版(原書の第2版)は増補改訂版か?
1.ケーブル布線 2.グランド 3.平衡化とフィルタリング 4.受動素子 5.シールド 6.接点の保護 7.固有雑音源 8.能動素子の雑音 9.デジタル回路の雑音と配置 10.デジタル回路の放射 11.静電気放電(ESD) 他
投票コメント
全12件
-
私は工学部の機械系の学生でした。GOOD!1
卒業論文で"ある物"のインピーダンスを測ることになりましたが、ノイズで望んだ結果が得られませんでした。
教授は見当違いの指示を繰り返し、周りには電気について頼れる方が居ない中で自力で勉強していました。
偶然インターネットで見つけた情報を元に解決できましたが、多くの時間が経っており、「もっと早く解決できなかったのだろうか…」と悔しい思いで一杯です。
最近、この本を読む機会があり、機械系の私でも電気回路上のノイズ逓減技法が(原理から)理解できる程の内容の分かりやすさに驚きました。「教授なんて頼りにならない。あの時この本に会えていれば…」と感じました。今後、同じように苦しむ学生が出ないために、出版会社の方に再版して頂けることをお願い致します。 (2012/01/21) -
ノイズ対策の具体的方策は相反することが往々にしてある。そのためだろうか、経験を語るだけの書物や雑誌、理想部品を相手に数式を変形するだけの教科書、特別の条件下での考察や実験結果をまとめた論文、部品の使い方だけを示すデータシートなどばかりが世に存在する。例えばノイズの大きさの見積もり方と誤差について言及している一般書はほとんど見当たらないし、同軸ケーブルのノイズ耐性を期待できる条件を示している書籍も見当たらない。その意味から本書は稀有な存在と言っていい。測定装置を使う学生やエンジニアなど、体系的に学べる入門書として、あるいはハンドブックとして、電磁気ノイズと闘う全ての人に読んで欲しい。 (2006/01/18)GOOD!1
-
実問題に接するようになって、ようやくノイズ除去の大切さが認識できた。これから勉強を始めたいので、バイブルとされている本はやはり手に入れたい。 (2015/05/01)GOOD!0
-
ノイズ低減の理解を深めたい。 (2014/01/07)GOOD!0
-
バイブルだから (2013/08/16)GOOD!0
読後レビュー
タイトル | 価格 | サイト |
---|---|---|
詳解 EMC工学 実践ノイズ逓減技法 | 10,670円 | アマゾン |
NEWS
-
2021/05/20
『詳解 EMC工学 実践ノイズ逓減技法』(ヘンリー・W.オットー 著 / 出口博一 田上雅照 高橋丈博 監訳)の注文を開始しました。 -
2006/01/18
『実践ノイズ逓減技法』(Henry W. Ott)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
k1