Bakarascheさんのページ
良い本でも廃刊になるものですが、復刊の道があることは嬉しいですね。
レビュー
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新 長岡鉄男の外盤A級セレクション
方舟のゆくえ
普通はさ、自分の好きな音楽を聴くためにオーディオセットを買うんだ。
でもね、オーディオセットを鳴らすためにレコードを買う人が居た。
自衛隊演習の大砲の音が凄ェと涙する。
風鈴の音が巧く表現できんと首を振る。
とにかく良い音がするレコードを集めたのがこの本だ。
少なくとも所謂ディスクガイドじゃない。
大体、この本に載っているものは流通していない外盤なんで、
手に入れようとしてもハッキリ言って無理だ。
でも、でも、ぜひ読んで欲しい。
方舟と呼ばれる氏のオーディオルームで一体どんな音が鳴っていたのが、
文章なのにそれが手に取るように判る。
録音マイクを想像する、エコー処理を分析し、fレンジの広大さを語る。
”光の大洪水がリスナーを包みこみ失神させるので
心臓の悪い人には聴かせられない”
何だそりゃ。
だけども、どんな音楽なのかは判らないが、音が聴こえてくる。
文章だけで金が取れる稀代のオーディオ評論家の渾身の一冊。(2013/12/01) -
怪獣ウルトラ図鑑 [復刻版]
ケムール人になるのだ。
もうね、チビの頃に何回読んだが判らない。
わら半紙を綴じて作った帳面に、
絵も文章も全部書き写した。
人口生命M1号の記述に、
”知能は3歳の幼児並み”と書いてあったので、
3歳の弟に、”お前はM1号だな”と言っていじめた。
尤もらしい設定でいろいろ説明してる割には
最後にケムール人やカネゴンの着ぐるみの
作り方が載っていて、子供心にも
”あれは、つくりものなんですか!”と
ちょっぴり傷つく。
そんなことを思い出しながら読みましたよ。
オジさんはね。(2012/03/28) -
初歩のラジオ別冊 最新エフェクター入門
製品コピーではない回路が特徴
エフェクター製作の本は現状では絶版が多いものの、
これまでに出版された数は結構ある。
ただ、その殆どが既存の製品のコピー製作であり、
なかなかオリジナルの回路による製作記事は少ない。
そんな中で、この本は珍しくオリジナルの製作記事が多く、
興味深い内容です。
当時、高い舶来エフェクタを安価に自作しようという人が
多かったので、余り人気がなかった本だが、
現在はネットで既存の製品の回路図は入手できるので、
逆に今となっては貴重だなぁと思う。(2011/08/03)
復刊リクエスト投票
ジャズギターインプロヴィゼイション
【著者】渡辺香津美
これ以外でも渡辺香津美さんの教則本は素晴らしいものばかりなので、全て復刊希望します。(2017/07/19)
アコースティック・ギター・ベスト・セレクション Vol.1(改訂新版)
【著者】オムニバス曲集
LED ZEPPELIN 「狂熱のライブ永遠の詩」バンドピースI&II(全2巻)
【著者】リットーミュージック
レジェンドプレイヤー パットメセニー
【著者】シンコー・ミュージック
キース・ジャレット 音楽のすべてを語る
【著者】キース・ジャレット
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