20 票
著者 | 瀧本忠夫 |
---|---|
出版社 | イースト・プレス |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784872571820 |
登録日 | 2004/09/19 |
リクエストNo. | 25979 |
リクエスト内容
京都の小さな町工場から世界的大企業に急成長を遂げた京セラ。著者は大きな志を抱いて京セラに途中入社するが、そこで行われていたことは、通産省(現・経済産業省)からの研究費補助金を不正に水増し請求するなど、大企業にあるまじき不正行為の数々だった。著者は京セラを退職し、この会社の真実を白日の下にさらそうと「京セラ悪の経営術」を著し、世に問うが、京セラからの圧力により、絶版に追い込まれる。
投票コメント
全20件
-
10年以上前に発行されたものであり内容にも古さを感じる。その後、京セラ自体が変化した部分もあるだろう。しかし、稲盛和夫氏の自画自賛本、京セラ、アメーバ経営礼賛本が氾濫する中では,斎藤貴男氏の著書と並んで、京セラ経営の負の側面を描いた貴重な書である。世に流布する言説に均衡をもたらすためにも是非とも復刊をお願いしたい。 (2014/06/28)GOOD!1
-
第147回国会 商工委員会 第2号(平成十二年二月二十四日)で、民主党議員が疑惑として取り上げた名著です。GOOD!1
事件として当時は時効なので、「京セラ・・・」と言う名前ですが架空の会社と考えて、取引とか仕事がらみでなければ、小説みたいに楽しめ、推奨します。
復刻するについて、国内では賛成ですが、この本は、徹底的にやる中国の人にはあまり読ませたくありません。
例えばですが、技術は開発するものと思いこんでいる日本企業が多く、感覚的に判らないでしょうが、中国企業に安価に受注され納期までに出来ずに、困った担当者から見積もり時に入札に参加した日本企業の技術情報が漏れたら、開発費分が不利であり、どんどん市場から開発型の日本企業消えていくような気がしました。
そのくらいにインパクトのある内容です。 (2011/02/27) -
京セラと言う会社は何かを暴露する名部告発の書だ。GOOD!1
1999年に出た本だが今はこの本は絶版だそうだ。
京セラ側からの絶版への圧力があったとも言われてる。
稲盛氏が関わる日本航空やその元部下が経営するソーラーシリコンテクノロジーの指名解雇に稲盛経営の影響があると思う。
いまこそこの本が読まれるべき時である。 (2010/12/12) -
私は、グループの中間管理職です。GOOD!1
京セラフィロソフィーとアメーバ経営を多面的に学習したいと思ってます。
私もこの経営には裏があると思っております。
民主党と仲の良いのは、悪の権化の証です。
鳩山総理も田舎の太陽光工場を見学されるなどその証、事業所へも訪問など総理としては異常な行動だと思うのです。
JALと民主との癒着もこのままだと悪しき企業となる可能性が大です。
2巻を書いてみたいと思うヒトリなので是非復刊を希望します。 (2010/05/27) -
破れ果て、恨みをもって静かに退場して行った元社員達、あの内側の何とオカルトな現場に居て、人間の本当に非情な面に辛く当たらねばならなかった事よ。なにが、この会社の異常な程の利益をもたらしたか、また弱い人間がさらに打ちのめされ、弱い下請けが益々搾り取られ、「おい、モット値切ってこい!!」GOOD!1
代理店は月末押し込み在庫で大慌て、こんなどろどろの日常もI会長の経典のような本には出てこないが、退職社員が初めて京セラの本当の内部を明らかにした唯一の本である。 (2004/09/30)
読後レビュー
NEWS
-
2004/09/19
『京セラ悪の経営術』(瀧本忠夫)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
naritaya