7 票
著者 | 油井正一 |
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出版社 | スイング・ジャーナル社 |
ジャンル | エンタメ |
ISBNコード | 9784044003418 9784903951201 |
登録日 | 2004/07/29 |
リクエストNo. | 25208 |
リクエスト内容
サブタイトルは「A HISTORY OF JAZZ」で、ジャズ評論家の油井正一氏が自身のジャズの同時代者としての個人体験や黒人に対する人種差別・時代的背景などを通して、ニューオリンズで始まったジャズの歴史を詳しく書いた単行本で、スイング・ジャーナル社から1972年に初版され1988年に第11版で再発(ちなみに当時の定価は1500円)されたまま絶版になっています。またルイ・アームストロング、デューク・エリントン、レスター・ヤング、オーネット・コールマン、スタン・ケントン、マイルス・デイヴィス等の巨人達の非常に詳しい解説も特質に値します。また延べ440ページ以上の非常に内容の濃い本でもありますが、全体的には若いビギナーからジャズ・ファンにも読める分かり易い文章も納得できるはずです。また巻末にある参考文献や注解・人名索引なども非常に丁寧に作られています。この1冊だけでもジャズの歴史や変遷が非常に良く理解できる事は確かなはずです。またISBNの最後の記号はアルファベットの「O」なのですが入力したところエラーが出たのでとりあえず「X」としました(数字の0では他の著書が出てきてしまいました)。
投票コメント
全7件
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ここ数年、古いジャズの(CDではなく)アナログ盤をGOOD!1
聴く事が多くなった。
今、耳から聞こえている音が、古い記憶を呼び起こす事を
皆さん経験したことがありますか?
25年以上前の記憶で、かなりあやふやな印象です。
その当時、カンピーと徳用マッチをコートに入れ、植草甚一、
相倉久人といった評論家の文章を読みながら、暗い
ジャズ喫茶で過ごしていた時に、この本をワクワクしながら、
読了(その後2~3回読んでしまった)事を、思い出して
しまいました。
植草甚一さんは、自分の感性に響く事だけを、とても楽しげに
書いている文章でしたが、油井さんの本は、新しい音が、都市と
人の流れで、どのような発展(変貌)を遂げてきたのか、
素人に判りやすく表現していた(或いは、努力していた)文章
だった記憶があります。
文庫本でも、或いは豪華装丁本でもかまいませんので、
復刊を希望します。 (2006/02/20) -
ジャズ史についての本としてとても有名であり、多くの方が復刊を望んでいると考えるため。GOOD!0
また、自分自身のジャズ史についての研究においてこの本を読みたいため。 (2009/06/19) -
評価は聞くのに、近隣の図書館等にいっさい蔵書がなく入手困難であるため。 (2009/03/14)GOOD!0
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「ジャズ歴史物語」は読んでおいた方がよいという話をよく聞くので読んでみたいです。古本屋さんとかネットで油井正一さんの本を見つけると買うようにしてますが、この本はなかなか見つけられないです。 (2008/05/03)GOOD!0
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大変面白い本です。「文体自体がスウィングである」と言われる油井氏そのものの魅力が楽しめます。ぜひ復刊を! (2008/04/22)GOOD!0
読後レビュー
タイトル | 価格 | サイト |
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ジャズの歴史物語 | 3,080円 | アマゾン |
NEWS
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2009/08/19
本当のジャズの魅力を教えてくれる名著!油井正一『ジャズの歴史物語』 (7票)復刊決定! -
2004/07/29
『ジャズの歴史物語』(油井正一)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
tada