6 票
著者 | 立花隆 |
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出版社 | 朝日新聞社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784022610089 |
登録日 | 2004/01/25 |
リクエストNo. | 21839 |
リクエスト内容
戦後最大の疑獄事件といわれた「ロッキード事件」。
その一審裁判を同時代の記録とともにねちっこく徹底的においかけたドキュメンタリ―です。
怪物・田中角栄、政商・小佐野賢治、悪者・児玉譽士夫など魅力的な人物がたくさん登場。
図書館で借りて読んだのですが、子供の頃訳もわからずニュースで聞いていただけの事件がこんなに面白かったなんて思いもよりませんでした。(まああれだけ騒がれた事件を「面白い」などといってはいけないと思いますが・・・)
長編で、読み通すのが少し大変ですが本好き・ノンフィクション好きには絶対にお勧めです。
是非復刊を!
投票コメント
全6件
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立花さんの著書は、学生時代からよく読んでいました。三十路を目前にして、ふと考えると、仕事に追われ、読書量も随分と減ってしまいましたが、当時、貪り読んだ様々な立花さんの著書には、上手くは言えませんが、「ほんの数行の文章の中に、物事の神髄を適格に表現している」箇所が多々あったように思えます。GOOD!1
若造であった私は(今でもあまり進歩していませんが・・)、ひとり、読みながら、感嘆の声を度々、あげたものでした。決して立花隆教(狂?)ではありません。
ただ、政治・経済・文化・歴史・思想など言葉で書けばきりがありませんが、複雑に様々な要素が絡み合い、相互に作用しあうことで起こる事件・事故・スキャンダル等を醸成する現実社会がいかに不可思議で、多様で、興味深いものであるかを、学生時代の私に教えてくれたのは、立花さんの著書でした。
『ロッキード裁判と・・・』は、社会に出て、年月を経た私にとっては、読めばきっと、当時よりも、深く理解でき、いつの間にか、狭くなってきている視野に、固くなり始めたような気のする思考回路に、最良の活性剤の1つになると思っております。強く復刊を希望します。 (2004/04/04) -
政治から科学・文学・哲学までありとあらゆる分野を股に掛けるスーパーマン 立花隆。GOOD!1
彼の出世作である「田中角栄研究」の総決算作といえる本です。
立花隆氏ご本人としては田中角栄の一連作品は「自分本来がやりたかった分野ではない」とおっしゃっております。
しかし、なんだかんだいって立花隆は田中物が一番面白い!
読んでいて彼がとてつもなくのめり込み・熱中しているのがよくわかります。
作者としてあまりご本意ではないでしょうが、是非復刊をしていただきたいと思います。 (2004/01/25) -
ぜひとも。 (2007/06/01)GOOD!0
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興味があります (2004/06/02)GOOD!0
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読みたい。 (2004/02/17)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2004/01/25
『ロッキード裁判とその時代(1)~(4)』(立花隆)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
大山